昨年4月19日、海老名駅(神奈川県海老名市)に隣接してオープンした小田急「ロマンスカーミュージアム」。
一度行ってみたいと思っていましたが、コロナ禍で機を逸してしまいました。
これまで、ロマンスカーに乗った経験は、先日の小田原~箱根湯本の12分だけです。
しかし、通勤・通学で小田急線を使っていた時期があり、その姿はしばしば見かけていました。
駅を出発する時などに鳴らされるミュージックホーンは、何とも言えない懐かしさを感じます。
夏休みが始まる前のとある日、「ロマンスカーミュージアム」に行ってきました。
海老名市は、神奈川県の県央部にある人口約14万人の市です。
私も縁あって何回も出没したことのある地です。
「いきものがかり」のボーカル・吉岡聖恵さんは、厚木市出身で県立海老名高校卒、
水野良樹さん、山下穂尊さん(脱退)は、海老名市出身で県立厚木高校卒、
というのは有名な話のようです。
目 次 🚅
鉄道の要衝「海老名駅」
「海老名駅」は、小田急小田原線・相鉄線・JR相模線が乗り入れ、神奈川の鉄道の要衝と言っても過言ではないでしょう。
県の東西南北をはじめ、新宿などの都心へも直通で行くこともできます。
<小田急小田原線>
小田原、新宿方面に直通します。
<相鉄線>
横浜と県央を結ぶ基幹線ですが、近年は、都内へも直通します。
写真の駅は、少し暗く狭い感じがしますが、現在改装工事が行われているためです。
<JR相模線>
茅ヶ崎、橋本(リニア新駅予定地)方面に直通します。
ロマンスカーミュージアムへ
ロマンスカーミュージアムは、小田急海老名駅に隣接し、自由通路に面しています。
現在は、コロナの影響で原則予約制となっていますが、空きがあれば入館できます。
訪れたのは夏休み前の平日だったので、予約なしで入れました。
入館料900円を払って中に入ると、路線図とともに海老名市のイメージキャラクター「えび~にゃ」が迎えてくれます。
1Fに降りると、「ヒストリーシアター」があります。
昭和2年の小田急開業当時の「モハ1」が展示されています。
レトロな車内です。
ロマンスカーギャラリー
その隣には、最大の見どころである「ロマンスカーギャラリー」があります。
1991-2012年に運行された「RSE(20000形)」です。
1987-2012年に運行された「HiSE(10000形)」です。
中に入ることができます。
ゴージャスな作りです。
最高のビュースポットはここでしょう。
オレンジ色のロマンスカーが3台同時に見ることができます。
カッコいいですね。
1957-1992年に運行された「SE(3000形)」です。
流線形のロマンスカーとしては、初代にあたります。
1963-1999年に運行された「NSE(3100形)」です。
運転席が2階にあります。
このミュージアムに搬入された時の映像を写真に撮ったものです。
なんとも可愛らしい顔をしていますね😄
1980-2018年に運行された「LSE(7000形)」です。
ジオラマパーク
2階に上がると「ジオラマパーク」があります。
新宿から片瀬江ノ島・箱根までの沿線をイメージした精巧なジオラマです。
朝から夜までを演出しています。
新宿です。
江の島です。
小田原です。
箱根湯本です。
神秘的な空間で、ロマンスが芽生えそうですね💕
キッズエリア
2階には子供が楽しめるコーナーもあります。
こちらは、大人も楽しめる運転シュミレーターです。
リアルで、後ろから見ていてもワクワクしました。
展望スポット
3階(屋上)です。
MSE(60000形)が新宿方面に向かっています。
ビナガーデンズオフィスが見えます。
小田急電鉄は、来年2月にこのビルに本社機能を設け、都内との二拠点体制をスタートするそうです。
クラブハウス
では、そろそろ帰りましょう。
左はグッズショップ、右はキッズロマンスカーパーク、正面が出口です。
ゲートを出ると「クラブハウス」があります。
かつてのロマンスカーのシートサービス「走る喫茶室」を再現した「日東紅茶とクールケーキのセット」をいただけるそうです。
鉄道マニアだけでなく、キッズやカップルなど幅広い層が楽しめそうなスポットでした。