箱根登山鉄道で小田原駅を出て、2つ目の駅が「風祭駅」です。 駅前周辺のR1(国道一号)沿いには、 小田原の地場産業「蒲鉾」の老舗「鈴廣蒲鉾本店」が展開する「かまぼこの里」があります。 蒲鉾製造工場、販売店、バイキングレストラン、蕎麦店などが集ま…
春も真っ盛り。 若葉が美しい季節になりました。 スイーツにも、緑色が映えますよね。 こんな季節は、抹茶プリンを食べながら午後のひとときを過ごすのもいいものです。 ということで、今回の主夫のデザートは、 主夫の和カフェと名を変え、 「抹茶マーブル…
横浜・みなとみらい21地区の運河にかかる「女神橋」。 橋の名前の由来は、目の前にあるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの最頂部にある女神像「みちびき」です。 女神橋が全面開通したのは2021年3月のこと。 ずっとロマンチックな名前の女神橋…
6社局の鉄道が乗り入れる巨大ターミナル駅「横浜駅」。 横浜駅に5軒あるといわれる駅そば(いわゆる立ち食い蕎麦)は、 駅を行き交う人々の空腹を満たすため、今日も大活躍です。 昨年の5月から横浜駅の立ち食いそばシリーズを始めて9月に3軒目を達成しまし…
普段、眺める鉄道のレールは2本で1対となっています。 しかし、営業路線では全国で4か所だけ、3本のレールで構成される線路があります。 「三線軌条」と呼ばれるものです。 箱根登山鉄道の「箱根湯本駅」(箱根町)と「入生田駅」(小田原市)を結ぶ区間も…
岩手県の郷土料理といって思い浮かべるのは、「わんこそば」ではないでしょうか。 3年ほど前、初めて岩手県を訪れたときは、時間が無かったのでわんこそばを逃してしまいました。 今回、中尊寺を訪れる機会を得るに当たり、自分に課した課題があります。 ki…
平安時代の末期、平泉(岩手県)を中心に奥州藤原氏のもとに花開いた平泉文化。 仏の教えによる平和な理想社会「仏国土(浄土)」を建設するというものでした。 史跡を巡り、身も心も洗われた思いで帰路につく‥(予定でした) しかし、旅には、ハプニングが…
ここ数日、寒い日が続きますね。 桜の開花ももうすぐなのに、寒の戻りというやつでしょうか。 箱根町仙石原にある「箱根湿生花園」。 湿生地に生育する植物を中心とした植物園です。 冬季は閉園されますが、春の訪れとともに例年この時期に開園します。 その…
今をさかのぼること約900年前、 平安時代の末期、平泉(岩手県)を中心に奥州藤原氏のもとに花開いた平泉文化。 仏の教えによる平和な理想社会「仏国土(浄土)」を建設するというものでした。 その背景や姿は、前回の記事で書きました。 kirakunist.hatenab…
平安時代の末期、約100年の間、平泉(岩手県)を中心に東北地方を勢力下に収め、繁栄を極めた奥州藤原氏。 中尊寺をはじめ平泉一帯は、当時、平安京に次いで日本第二の都市ともいわれた存在です。 東北の地で花開いた文化。 2011年6月に平泉の文化遺産は、世…
1月末に92歳で亡くなった母の四十九日を迎えました。 健康に恵まれて80歳まで民謡に没頭していた母。 その後、寄る年波に抗しきれず、大病をいくつか患いましたが、手術を経て日常生活を取り戻しました。 しかし、90歳のときに心不全と診断され、医師から家…
終着駅の「車止め」が醸し出す情景を記録する「鉄道の車止め」シリーズ。 第12弾は、箱根登山鉄道「箱根湯本駅」です。 でも、箱根湯本駅は、箱根登山鉄道の途中駅であって、終着駅ではないんですね。 その駅に「車止め」がある理由とは‥ 目 次 箱根登山鉄…
横須賀と聞くと海をイメージする人が多いと思います。 しかし、三浦半島の中央部に位置し、山も多く、「日本一トンネルが多い土地」ともいわれています。 横須賀市の東側を走るJR横須賀線もいくつものトンネルを通り抜けます。 その中でも、2つのトンネルに…
終着駅の「車止め」が醸し出す情景を記録する「鉄道の車止め」シリーズ。 第11弾は、JR横須賀線の「久里浜駅」です。 横須賀線は、横須賀から逗子・鎌倉を通り東京方面へと疾走する ブルーラインのスマートな路線というイメージがありますが、 その車止めも…
慢性的なネタ不足の当ブログ。 なんかブログのネタが落ちてないかな~ と駅のホームをぶらぶらしていると、 み~けっ! 最近の自販機では、珍しいものをいろいろと売っていますが、 「かに鍋スープ」というのも、なかなかインパクトがあるのではないでしょう…
人々の喜怒哀楽とともに今日も走る列車。 そんな鉄道の「終着駅」というのは、どこか情緒深いものがあります。 そして、終着駅にあるのが、「車止め」と「車止標識」。 でも、終着駅は、終点というだけではありません。 新たな出発点でもあります。 終着駅の…
冬から春へと季節が移ろい始める時期、 これまでの沈黙を破って咲き始めるのが梅の花です。 2月のとある日の早朝、近くの和風庭園がある公園に梅の花を撮りに出かけました。 この日はかなり冷え込みが厳しく、庭園にある池には氷が張っていました。 氷が張…
江ノ電沿線には、人気の観光スポットがたくさんあります。 しかし、今回、記事にするのは「沿線」ではなく「江ノ電」そのもののレアスポットです。 鉄道なのに路面を走ったり‥ 駅じゃないのに電車が停まったり‥ 煉瓦造りのトンネルを走ったり‥ 鉄道ファンで…
「駅そばのわりに旨いな」 お店の方に、ちょっと失礼な言い方に響くかも知れません。 しかし、これは、「浪子そば」のコンセプトです。 1976年に逗子・葉山駅の前身の京浜逗子駅で開業した老舗「駅そば」です。 最高の出汁を追い求め、生麺を使った渾身の一…
日本全国に張り巡らされている鉄道網。 普段、眺めるレールは2本で1対となっています。 しかし、全国で4か所だけ、3本のレールで構成される線路があります。 「三線軌条」と呼ばれるものです。 「金沢八景駅」(横浜市金沢区)と「逗子・葉山駅」(逗子市)…
かつては、年に1,2回はスキーに行っていました。 写真をやっていた頃は、冬の景色を写真に収める絶好の機会でした。 家族がまだ寝静まる夜明け前、チェーンをはいた車で宿を出ます。 そして、近くにある湖の西側に撮影スポットを見つけて夜明けを待ちます。 …
京急逗子線が、東京・横浜方面から三浦半島の付け根辺りを横断して 逗子・葉山まで開通したのは、1930年(昭和5年)のこと。 富士山や江の島を望む風光明媚な土地に新たな交通が繋がりました。 (2020.2 葉山町森戸海岸から撮影) 開業当時の「湘南逗子駅」…
苺が旬の季節ですね 美味しいイチゴパフェが食べたいなぁ~、と思っていた折‥ いつもステキなグルメ記事で楽しませていただいているOTSHOKOPAN(id:ot_nail) さんの記事で拝見したのが、こちら。 ot-icecream.hatenablog.com 思わず、資生堂パーラーに駆け込…
人々の喜怒哀楽とともに今日も走る列車。 そんな鉄道の「終着駅」というのは、どこか情緒深いものがあります。 そして、終着駅にあるのが、「車止め」と「車止標識」。 でも、終着駅は、終点というだけではありません。 新たな出発点でもあります。 終着駅の…
神奈川県寒川町にある相模国一之宮「寒川神社」。 関東一円から参拝者が集まる初詣スポットなので、 三が日の周辺道路の渋滞や駐車場不足はかなりのものです。 コロナ禍になってからは、密を避けるため初詣は1月下旬に行くようにしました。 初詣の期間につい…
古くから多くの勝景に恵まれた「金沢」(横浜市金沢区)。 浮世絵にも描かれたその景色は、徳川家康も好んだ場所といわれています。 金沢八景の玄関口である「金沢八景駅」から徒歩1分の至近距離にあるのが、 「金沢八景権現山公園」です。 (京急金沢八景…
漁港の近くには、旨い魚介料理のお店あり。 これは誰もが認めることでしょう。 神奈川県の相模湾沿いの市町の全てに漁港があります。 逗子市には「小坪漁港」があります。 その小坪漁港とマリーナリゾート「逗子マリーナ」に隣接する場所に、 美味しい魚介料…
東京駅から、東海道本線に乗って1時間ほど。 電車は、潮風を感じる大磯駅に到着します。 大磯町は、北は大磯丘陵、南は相模湾に囲まれた自然豊かな人口約3万人の町です。 万葉の時代から歌にも詠まれ、江戸時代には東海道五十三次8番目の宿場町として栄え…
とある冬の日、 雪景色の富士山を撮りに山梨県の忍野八海に行ったときのことです。 何気なく草むらに入ると落ち葉や雑草に霜が降りて輝いていました。 厳寒の朝は、思いもかけない景色に出会うことがあります。 霜をまとった茶色の落ち葉と緑色の草が織り成…
砂まじりの茅ヶ崎~♪ サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」がリリースされたのは、1978年のことです。 その斬新で型破りな曲に度肝を抜かれました。 あれから約半世紀。 数々の曲で「茅ヶ崎あたりのローカル」(※)を全国区に押し上げたのは、驚異…