四国の南側に広がる高知県。
太平洋に面した雄大な自然と海の幸にも恵まれた土地です。
そして、長い歴史が刻まれ、文化が育まれてきました。
中でも、近代日本を切り開いた人物を数多く輩出したところです。
魅力溢れる土佐高知ですが、私の住む神奈川からは、四国の中では距離的に遠い存在だったせいか、唯一の未踏の県となってしまいました。
全国制覇まで、残すはあと一県。
いよいよ期は熟しました。
梅雨の合間を縫って、先週の19日,20日と一泊で土佐・高知に行ってきました。
これをもって、全国制覇を達成です。
旅の初日は、空路高知へ向かい、現存天守の「高知城」など高知市の中心部を巡ります。
目 次 🛫
土佐高知へ
節約旅行なので、安く行かなければなりません😄
今回は、HISの航空券+ホテルパックを利用し、LCCのジェットスターに初めて乗ります。
安いのはいいですが、首都圏では国内線LCCは羽田ではなく成田発着なので、空港まで行くのが一苦労です😆
新橋駅からアクセス特急を使い1時間強で、空港第2ビル駅に到着です。
搭乗手続をして、中に入ると初めて乗るジェットスターが見えます。
1時間強で高知龍馬空港に到着です。
坂本龍馬が迎えてくれました。
よくきたぜよ!
空港からは、空港連絡バスで高知市街へ向かいます。
とさでん
バスを降りて、街に出ると「とさでん交通」の路面電車が頻繁に走っています。
デンテツターミナル駅から、とさでんに乗りました。
高知駅方面から来た電車が横切ります。
おばさまも悠然と横断していきます😅
とさでんが数分おきにやって来ます。
レトロな車両です。
高知城駅で降りました。
徒歩数分で高知城です。
高知城
高知城は、関ヶ原の戦いの功労で、遠州掛川6万石から土佐24万石に封じられた山内一豊が、1601年から築いた城です。
城の入口には、山内一豊の像があります。
左が追手門、右奥が天守で、どちらも江戸時代のもので国の重要文化財です。
追手門です。
門を入ると、自由民権運動の指導者・板垣退助の像があります。
土佐藩の上士(上級武士)の出身でした。
天守に向かって階段を登ります。
山内一豊の妻の像です。
大河ドラマ「功名が辻」では、賢妻ぶりを発揮していましたね。
さらに階段を登ると両側に石垣が築かれています。
石垣の間を敵軍が進んだとすると、この詰門で行く手を阻まれ、鉄砲で撃たれてしまいます。
左手には、天守がそびえ立ちます。
さらに登ると本丸へ続く建物があります。
ここは先ほどの詰門の上部にあたります。
「橋廊下」を渡っていくと
本丸御殿(懐徳館)と天守に到着です。
入場料を払って中に入ります。
「功名が辻」で千代役の仲間由紀恵さんが着た着物だそうです。
庭です。
書院造の部屋です。
奥に土佐藩15代藩主・山内容堂の書(複写)が飾ってあります。
では、天守に登ってみましょう。
現存天守は基本的に昔の構造なので、階段が急で年を取ると大変なんですよね😆
1階です。
ふむふむ( ..)φ
2階の階段です。
上から見ると‥
登りを繰り返して最上階に到着です。
明日行く桂浜はこの辺りです。
では、戻るとしましょう。
こわ~っ😆
インバウンドの20代らしきお姉さんも手すりにしがみついて降りていきました😅
帰りは、黒鉄門を通って帰ります。
三の丸広場から見た天守です。
いいアングルですね。
この後、高知観光の定番スポット「ひろめ市場」を覗いて宿へと向かいました。
全国制覇
新たな出会いと発見を求めて、「節約旅行」を始めたのは8年ほど前。
それが、全国制覇を目指すようになったのは、3年ほど前のことです。
2021年に青森・秋田・岩手の北東北三県、同年暮れに和歌山県、
そして2022年は鳥取・島根を旅して、本州制覇を達成することができました。
昨年は、熊本・大分・宮崎を1泊で巡り、九州も制覇することができました。
北海道は、以前に踏破済みです。
今回、唯一未踏だった県「高知県」を以って全国制覇が完了しました。
こうして、全国を巡ることができたことに感謝です。
さて、土佐高知の旅の二日目は、高知市内の沿岸部「桂浜」へと向かいます。
太平洋の大海原を望みながら、坂本龍馬たちの時代に思いを馳せます。