日本で初めて鉄道が開業したのは、今から152年前の1872年(明治5年)のことです。
新橋-横浜間が結ばれ、横浜側は現在のJR桜木町駅がある場所に瀟洒な「横濵停車場」が作られました。
そして、今から124年前の1900年(明治33年)に横濵停車場で開業したのが「川村屋」です。
関東大震災やみなとみらい21の建設で、桜木町駅は幾度か変遷しましたが、
業態を変えながら桜木町駅とともに歴史を刻んできました。
今では、多くの人に愛される「駅そば」となっています。
私自身、サラリーマン人生の大半を横浜在勤で過ごしたので、幾度となく通ったお店です。
そんな川村屋が後継者難などで昨年3月に閉店を余儀なくされました。
最終日には別れを惜しむ1800人もの客が訪れたそうです。
それから5か月後の昨年9月1日、6代目の娘夫婦が跡を継いで営業を再開しました。
川村屋は、今も多くの人々から愛され、旨い一杯を提供し続けています。
目 次
川村屋
川村屋は、JR桜木町駅が「横濵停車場」と呼ばれていた1900年(明治33年)4月に西洋食堂として創業しました。
1969年(昭和44年)には、店舗を借り増して立ち食いそばとミルクスタンドも始めたそうです。
周辺では、みなとみい21計画が進む中、桜木町駅が少し移動した1990年(平成2元年)、駅とともに移転しました。
2014年(平成26年)に桜木町駅に駅ビルCIAL桜木町が開業するのに伴い、現在の場所で営業を始めました。
CIAL桜木町の停車場ビュッフェの一角にあります。
みなとみらい21地区はすぐそばです。
とり肉そば
私が通っていたのは駅ビルができる前でしたが、よく天ぷらそばを食べていたのを思い出します。
とり肉そばが桜木町名物だったようです。
せっかくなので、名物を食べてみることにしました。
テラス席
店内には、イス席と立食がありますが、外のテラス席(😄)も人気のようです。
天気がよかったので、テラス席に行ってみましょう。
映えますね😅
上から見たところです。
店内へ
やっぱり、落ち着かないので店内に入りました。
では、いただきます。
あっ、おつゆがいい香り!
本当です。
桜木町駅とともに歩んできた駅そば。
残ってくれて、本当によかったです。