実に遠い道のりでした‥。
主夫のレシピ帖「夏メニュー🎐」に、
山形や福島などのご当地ラーメン「冷しラーメン」を加えよう。
そう思いたったのは、7月の上旬のこと。
「冷やしラーメン」なんて、ラーメンに「氷」を入れればいいんだろっ😏
と作ったのがコチラ👇
(この写真、皆さん見飽きたんじゃない🙄)
結果は、麺はゴワゴワ、チャーシューはカチカチ😅
この日から、「冷しラーメン」修業が始まりました。
まずは、リンガーハットで「冷製ちゃんぽん」の研究。
そして、喜多方ラーメン坂内で「冷しラーメン」の修行。
研究課程をこのブログに載せるたびにいただいた
沢山の激励のコメントに励まされながら、
遂に完成しましたよ🤗
ということで、
主夫のレシピ帖 夏メニュー第5弾🎐は、
Vol.40「冷やしラーメン」です。
本日のメニュー(目次)🍜
修行の成果
リンガーハットの「冷しちゃんぽん」で修業したことは、
何気なく食べている温・冷麺は、基本的には別の食べ物ということです。
温かい麺類は、スープ(つゆ)から香りが漂いますが、冷たい麺類は香りがありません。
「冷しラーメン」も、別物ということを前提として、製作する必要があります。
そして、喜多方ラーメン坂内の「冷しラーメン」で学んだことは、
①「スープ」は、めんつゆをベースとしつつ、中華スープの味を加えるといい感じになる。香りづけにゴマ油を加えると口当たりがよくなる。
②「麺」は、氷入りのスープに入れてもゴワゴワにならない麺を使用する必要がある。
③「チャーシュー」は、氷入りスープに入れるとカチカチになるので、工夫が必要。
ということでした。
冷しラーメンのレシピ
これらのことから、「冷しラーメン」のレシピは次のとおりとしました。
<スープ>
- 水300ml
- 中華だし(小さじ2)
- ホタテパウダー(小さじ1 無ければ中華だし)
- 味の素(少々)
- 3倍濃縮麺つゆ(大さじ3)
- ごま油を少々
<麺>
冷してもゴワゴワにならない「ざるラーメン」の麺を使用する。
<チャーシュー>
チャーシューは、氷水の中に入れるとカチカチになり脂も固まるので、サラダチキンをスライスして入れる。
<その他の具>
メンマ、ナルト、ゆで卵はカチカチにならないのでそのまま使用し、涼味を出すためのカイワレ大根をトッピングする。
作ります
具材です。
麺は「ざるラーメン」を使います。
ラーメンどんぶりにお湯を少し入れ、中華だし、ホタテパウダー、味の素を溶かします。
水を入れて300mlにし、麺つゆ(大さじ3)とごま油を少々入れます。
茹でて水洗いした麺を、どんぶりに入れます。
具材を入れ、
氷を入れれば、
「冷しラーメン」🍜
の出来上がり!
食べてみます
和風中華スープです。
(血圧に心配がない人は、もう少し麺つゆを多めに入れた方が美味しいと思います😅)
ざるラーメンの麺です。
サラダチキンスライスです。
では、いただきま~す。
(パクッ)
うん。
完成~🙌
感想
温かい食べ物からは、香りがします。
冷たい食べ物は、それが基本ありません。
夏の定番の「素麺」「ざる蕎麦」「冷し中華」は、香りがしませんよね。
冷製パスタも香りはしません。
香りは、食べ物の重要な要素です。
ラーメンが、香りも楽しむ食べ物とすれば、
「冷しラーメン」は、ラーメンとは別の物かも知れません。
暑い夏。
食欲も減退気味のシーズンに、
食を通して涼をとるのが、先人の知恵だとすれば、
「冷しラーメン」も考え抜かれた一杯!と言えると思います。