横浜・みなとみらい21地区の運河にかかる「女神橋」。
橋の名前の由来は、目の前にあるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの最頂部にある女神像「みちびき」です。
女神橋が全面開通したのは2021年3月のこと。
ずっとロマンチックな名前の女神橋と女神像を見てみたいと思っていました。
あれから3年‥
昨日、みなとみらい21地区を訪れる機会があったので見てきました。
女神橋へのアクセスルートはいくつかありますが、
今回は、桜木町駅から「汽車道」を通って新港地区へ行き、女神橋へと向かいました。
目 次 ⚓
汽車道
1859年(安政6年)に開港した横浜港は、国際貿易の拠点の一つとして、物流のための貨物線がいくつも敷設されました。
その面影を残す場所が随所にあります。
「汽車道」もその一つです。
桜木町駅と新港地区を結び、鉄道廃線跡を利用して作られた遊歩道で、2つの人工島と3つの橋梁で構成されています。
JR桜木町駅を出ます。
目の前は、みなとみらい21地区です。
上空には、2021年4月に開業した都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(エアキャビン)」が見えます。
駅から徒歩数分で汽車道に入ります。
第一号橋梁があります。
レールが敷かれています。
第二号橋梁です。
左手には、ランドマークタワーが見えます。
汽車道は、桜の名所にもなっていますが、先日の大雨で、大分散ってしまったようです。
クイーンズスクエアが見えます。
第三号橋梁です。
正面にあるのは、ホテル「ナビオス横浜」です。
サイクルウォーク
汽車道を出て少し北へ行くと遊歩道「サークルウォーク」があります。
ゆったりとした遊歩道です。
ハンマーヘッドウォーク
先月、「新港ふ頭客船ターミナル(横浜ハンマーヘッド)」に繋がる遊歩道「ハンマーヘッドウォーク」が開通しました。
「横浜ハンマーヘッド」は、客船ターミナル機能を備えた複合施設です。
目指す女神像のあるヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルは、もうすぐです。
女神橋
「女神橋」と「女神像」は、すぐそこです。
(ホテルの右側中央部に黒い点が見えますが、清掃のゴンドラのようです😲)
「女神橋」です。
この歩行者デッキの完成で、山下公園からみなとみらい21中央地区の「臨港パーク」までの4㎞の散歩コースが完成しました。
女神像
橋の入口に「女神橋」命名の由来が記されていました。
ホテルの最上部に設置された“国際平和を願うシンボル”である女神像「みちびき」から名付けられたそうです。
女神像は、高さ4mのブロンズ製。
安全な航行を願って船首に女神像を付ける風習があることから、1991年のホテル開業時に設置されました。
「一緒に見たカップルは幸せに結ばれる」
「像の前で願うと願い事がかなう」
などの逸話が生まれているそうです。
女神像は、30年以上もの間、横浜港を見守っています。