初めて訪れた「北東北」三県(青森・岩手・秋田)。
急ぎ足ではありましたが、多くの歴史や文化と出会い、新たな発見をすることができました。
そして、その土地の風土に育まれた食文化ともふれ合うことができました。
今回は、各県を代表する郷土料理を紹介します。
訪れたのは、オリンピックが始まる前でしたが、
密なお店は避け、短時間で黙食できる料理を選んだので、定食系になっています。
目 次
じゃじゃ麵(岩手県)
盛岡駅で新幹線を降りて、そのまま、駅ビル地下の「おでんせ館」に行きます。
「おでんせ」とは、「いっらっしゃい」という意味のようです。
盛岡といえば、「わんこそば」「盛岡冷麵」が有名ですが、
盛岡三大麺の一角、「じゃじゃ麵」をいただきます。
元祖「白龍(ぱいろん)」です。
白龍の創業者が、満洲から引き揚げた後、中国で食べたジャージャー麺を日本風にアレンジして広めたとのことです。
「じゃじゃ麵(中)」と「ちいたんたん」をいただきましょう。
テーブルの上の味噌は、好みに応じて追加し、生卵は後で使います。
「じゃじゃ麵」です。
上の茶色いのが独自の「味噌」、右の赤いのはショウガです。
味噌を全体によく混ぜていただきます。
「ニンニク」「ラー油」で味変を楽しめます。
麺を食べ終わったら、先ほどの卵を割ってお皿に入れ、よく混ぜて
お店の人に、
「ちいたんたんください」と頼みます。
ちいたんたんが入って、戻ってきます。
よく混ぜて、スープをいただきます。
正直、「わんこそば」と「盛岡冷麵」は知っていましたが、
「じゃじゃ麵」と「ちいたんたん」は、初めて知りました。
比内地鶏親子丼(秋田県)
秋田といえば、「きりたんぽ」。
いつの日か、秋田の地酒を飲みながら「きりたんぽ」を食べたい‥。
と思っていましたが、
今回は、諦めて、短時間で黙食ができる比内地鶏の親子丼にしました。
角館の武家屋敷通りから戻ってきた角館駅。
角館駅の隣にあるホテルに併設された「さくら小町」でいただきます。
「秋田のお食事」から「比内地鶏の親子丼」にしましょう。
「比内地鶏の親子丼」です。
アップです。
噂にたがわず、しっかりとした歯ごたえと味でした。
期せずして、こんなのが付いていました。
秋田名物「いぶりがっこ」でしょうか。
燻製の香りがして、とても美味しかったです。
ホタテ貝焼き味噌定食(青森県)
青森の郷土料理もいろいろありますが、
地域によって違うようです。
食事をとったのは、陸奥湾に面したベイエリア。
この地域の料理といったら、ホタテ料理でしょう。
青森駅近くの鮮魚店直営の「青森きっちんPope(ポぺ)」を訪れました。
ホタテ貝焼き味噌定食にしましょう。
「ホタテ貝焼き味噌定食」です。
ホタテです。
煮干しだしの効いた大ぶりのホタテ。
とっても美味しかったです。
「各県を代表する郷土料理を紹介」というには、程遠いものがあるかも知れませんが、
どの料理も初めてで、美味しくいただくことができました。
落ち着いたら、もう一度、ゆっくりと各県の郷土料理を味わいに来てみたいものです。