初めて訪れた山陰地方の「鳥取県」「島根県」。
両県の一角を巡る小さな旅でしたが、自然、歴史、文化などの一端にふれることができました。
節約旅行の醍醐味の一つは、その土地のご当地グルメを味わうことです。
日本海に面した両県。
新鮮な海の幸に恵まれ、風土や歴史が育んだ郷土料理がたくさんあります。
そして、日本三大蕎麦と謳われる「出雲蕎麦」があります。
今回の旅でいただいたご当地グルメをご紹介します。
目 次
刺身定食(鳥取県)
日本海に面した鳥取県は、海の幸に恵まれた地域です。
まずは、新鮮なお刺身をいただかなければならないでしょう。
鳥取砂丘ウォークのベースキャンプともいえる「砂丘会館」。
その一角にある「れすとらん砂丘会館」に入りましょう。
おまかせ6種盛りの刺身定食がいいですね。
刺身定食です。
アップです。
一見、どこにでもある刺身定食に見えるので、解説しますね🤓
マグロの水揚げ全国一位は境港です。
サーモンは、境港で養殖が盛んで、鳥取の名産品です。
白イカは、鳥取県の名産品です。
甘エビも鳥取県の名産品です。
(鳥取の「猛者(もさ)エビ」は、当地でしか味わえない幻の海老ですが、店員さんに尋ねたら、これは甘エビだそうです😆)
姿作りの小さなお魚は、店員さんに尋ねたら「はた」と言ってましたが、
鳥取名産の「ハタハタ」のことでしょうか🙄
新鮮なお魚、ごちそうさまでした。
蒸し寿司(島根県)
松江(島根県)のご当地グルメの一つが「蒸し寿司」です。
酢飯の上に具材をのせて蒸しあげたもので、あたたかいお寿司です。
旅の初日の夜「松江駅」近くの「千鳥寿し」を訪ねました。
いかにも高級そうな店構えに、思わず引き返そうかとも思いました😅が、
意を決して入りました。
高級そうですね。
「むしずし(並)」と「赤だし」を注文しました。
レモンサワーを飲みながら待ちます。
お通しがついてきましたが、きっと高いんでしょうね。
「むしずし(並)」と「赤だし」です。
アップです。
温かいお寿司って、どうなのかなぁ、と思っていましたが、
お世辞抜きで美味しかったです。
赤だしも、アラとジュンサイが入った香り高い一杯でした。
ごちそうさまでした。
お会計の際、なんか安いなぁ、と思ったら、お通しはサービスだったんですね。
とても美味しくて良心的なお店でした。
出雲蕎麦(島根県)
島根に来て、忘れてはならないのは「出雲蕎麦」でしょう。
岩手の「わんこそば」、長野の「戸隠蕎麦」と並んで日本三大蕎麦の一つです。
蕎麦を盛った丸い漆器を重ねた「割子(わりご)そば」とそば湯ごと器によそわれた「釜揚げそば」があります。
出雲大社に行く途中、一畑電車「出雲大社駅」のすぐ近くにある「一福」を訪ねました。
「一福」は、山陰・中国・関西エリアに10店舗を展開する有名店です。
島根県大田市は「穴子」漁で有名で、穴子天ぷらと割子そばがセットになった
「穴子天ぷら割子」にしましょう。
割子そばの食べ方が、各テーブルに置いてあります。
「穴子天ぷら割子」です。
上段左はつゆ、その右はそば湯です。
一番上の段から、薬味をのせ、麺つゆをかけていただきます。
では、いただきま~す。
以降の手順は「食べ方」に従って進めます。
(写真は、ぐちゃぐちゃしちゃうので省略します😅)
コシがあって、美味しいお蕎麦でした。
穴子天ぷらもいただきましょう。
うん。
ふっかふか😋
ごちそうさまでした。
千屋牛「すき焼き重」弁当(岡山県)
旅の帰路は「出雲市~新横浜」が、特急と新幹線で6時間なので、
晩御飯は、岡山駅で駅弁を買い、新幹線でいただきました。
千屋牛「すき焼き重」弁当です。
千屋牛とは、岡山県新見市が発祥とされる日本最古の蔓牛(系統牛)の血統を受け継ぐ黒毛和種です。
ほどよい霜降りと赤身が特徴でやわらかさは絶品だそうです。
では、いただきま~す。
駅弁なので冷たいですが、柔らかくてとっても美味しいお弁当でした。
その土地土地で、風土や歴史に育まれた郷土料理。
とっても美味しかったです。
ごちそうさまでした。