昨年12月、久々に18きっぷを使って、福島県いわき市に行ってきました。
福島県へは、18きっぷでは、白河、郡山、福島に東北本線で行ったことがありますが、
常磐線でいわき市に行くのは初めてです。
今回の目的地は、「小名浜」
そして、「国宝・白水阿弥陀堂」。
前編では「小名浜」を、後編では「白水阿弥陀堂」を紹介します。
東日本大震災から、まもなく10年が経とうとしています。
目 次 🚋
いわきへ
小名浜港の最寄り駅「泉」駅へは、上野駅から常磐線で向かいます。
水戸まで約2時間、さらに乗り継いで1時間20分。
片道約3時間半の鈍行列車の旅です。
18きっぷの旅は、グリーン車がある区間は、グリーン車を使うようにしています。
水戸までは、グリーン車で行きます。
鈍行列車ですが、グリーン車は乗り心地が抜群です。
また、窓が開かないため、外気との空気の入れ替えも自動で行われているので完璧です。
水戸駅からは普通車になりますが、常磐線の水戸以北は初めての乗車です。
過ぎゆく景色が全て新鮮に感じます。
日立製作所の創業地「日立」です。
例によって、最前部に陣取り、行く手を楽しみます。
茨城から福島に入った辺りで海が見えます。
小名浜港の最寄り駅である「泉」駅に到着です。
小名浜
泉駅から小名浜へは、バスで10分ほどです。
バスを降りると「イオンモールいわき小名浜」があります。
いわき市の「小名浜港後背地事業」として整備が進められ、2018年6月にオープン。
東日本大震災を受けて、防災モールとしての機能を備えた施設になっています。
今回の目的地の一つである「いわき・ら・ら・ミュウ」が見えてきました。
海産物店、レストラン、お土産店などがある複合施設です。
東日本大震災では津波で1階部分が壊滅しましたが、8か月後には再開したとのことです。
館内に入り、2階にのぼると小名浜港を一望できます。
右手のドームのように見えるのが「アクアマリンふくしま」です。
東北最大級の水族館として、2000年7月にオープン。
東日本大震災では大きな被害を受けましたが、4か月後には営業を再開したとのことです。
小名浜マリンブリッジです。
小名浜港沖合で進められている人工島へ連絡橋で、2018年3月に完成。
現時点では、工事用車両の専用道路ですが、小名浜港の新たなランドマークとなっているそうです。
穏やかな海です。
あの日から、もうじき10年が経とうとしています。
ウロコジュウでランチ
ランチは「いわき・ら・ら・ミュウ」にある海鮮「ウロコジュウ」でいただきます。
「三色丼」(1000円)と「うに貝焼き」(650円)です。
「うに貝焼き」は、ウニをホッキ貝の殻に盛り付けて蒸し焼きにしたいわき市の郷土料理です。
節約旅行では、出来るだけその土地の郷土料理をいただくことにしています。
時間もないので、次の目的地である「国宝・白水阿弥陀堂」へ向かいましょう。
([後編]国宝・白水阿弥陀堂に続く)