ほくほくの身にカリッと香ばしい焼き加減。
甘辛たれの鰻重を食べているときは、皆さん幸せそうな顔をしていますね。
だけど、ちょっとお高くて、たまにしか行けない「鰻屋」さん。
そんな常識を覆し、鰻重をリーズナブルなお値段でチェーン展開するのが「鰻の成瀬」です。
横浜で第一号店を開店して、わずか2年弱で200店超と急拡大中です。
先日、我が街にも進出してきました。
さっそく、「鰻重」の新スタイルを調査に行ってきました。
今年の夏の「土用の丑の日」は、7/24だけだと思っていたら、8/5もなんですね。
目 次
鰻といえば
鰻といえば、ちょっと遠出をして門前町辺りを散策しながら、趣のある鰻屋さんでいただくというイメージでしょうか。
関東で鰻の名所といえば、「川越」と「成田山」です。(知らんけど…🙄)
どちらも歴史ある街並みが広がり、鰻の名店が軒を連ねています。
鰻料理は、串うち3年、裂き8年、焼き一生ともいわれる伝統と経験が重視される世界です。
ちょっとお高いお店に行列して鰻をいただくというのも、特別感があっていいものです。
鰻の成瀬
「鰻の成瀬」は、2020年9月に創業したフランチャイズビジネスインキュベーション㈱が展開する鰻のフランチャイズチェーンです。
フランチャイズのノウハウを活かし、自社ブランドとして、2022年9月に横浜本店を第一号店としてオープンし、急拡大中です。
徹底したコストカットによるリーズナブルなお値段、そして品質がウリです。
今では、全国に200店舗超が出店しています。
鰻は、中国などで養殖された二ホンウナギを使い、現地で捌き、焼いた後、冷凍して日本に届きます。
店舗では、解凍した後、専用の焼き機でもう一度焼き上げて提供されます。
オリジナルの焼く機械で、アルバイトでもスイッチを押すだけで3分ほどで焼くことができるそうです。
「高級食材」というイメージが強い鰻を身近な存在にすることを目指しているようです。
メニューは、「梅」「竹」「松」の3種類だけ。
値段も1,600円、2,200円、2,600円となっています。
どんな鰻重がいただけるのでしょうか…?
では、行ってみましょう。
店内に入ると日曜日の開店直後の11時過ぎでしたが、ほぼ満席でした。
梅
いつもは、鰻屋さんに行くと見栄を張って「上」とか「特上」を頼んでしまいます。
ブログのネタにするときは、なおさらです😆
しかし、今回は、私たちの日常の食生活に「鰻重」は定着するのか?
ということを検証することが目的の一つなので、あえて1,600円の「梅」を試してみます。
従来の鰻専門店では、鰻重が出てくるまでの長い時間に、鰻重に出会える喜びで次第に胸が高鳴っていきます。
鰻の成瀬は、気持ちを整える時間もなく、あっ!という間に出てきます😄
左のは追いだれです。
蓋を開けてみましょう。
鰻がでかいです!
通常の1.5倍はあるそうです。
お吸い物も付いています。
肝吸いではありません😝
ふかふかと柔らかいです。
では、いただきま~す。
ホクホクしていて美味しかったです😘
ただ、従来型鰻専門店のような焼き立ての香ばしさが足りない気もしました。
はてさて
私が、子供のころは、牛肉が高くて特別の日しか食べられませんでした。
その反動で大学に進学した後は、「早い、うまい、安いの三拍子~♪」の吉野家に飽きるほど行きました。
そして、就職した頃は、寿司屋というのも敷居が高いところでした。
今では、回転ずしが普及し、身近な存在になっています。
鰻は、牛丼チェーンやファミレスでも提供される時代になりましたが、
はてさて、「鰻」は私たちの食生活において、どのような存在になっていくのでしょうか🙄