神奈川県の南側に広がる相模湾。
相模湾に面するすべての市町には、夏になると海水浴場が開設されます。
大磯町では、大磯港の東側、「大磯北浜海岸」と呼ばれる場所に海水浴場が開かれます。
その周辺は、「海水浴場発祥の地」といわれています。
(海水浴場発祥の地には諸説あります)
そして、湘南海岸には、多くの観光客で賑わう「江の島」や
サザンが歌った「えぼし岩」など、海の浮かぶランドマークがいくつもあります。
大磯北浜海岸には、「かぶと岩」があります。
そこから見られる景色とは‥
目 次
海水浴場発祥の地
大磯の照ヶ崎海岸一帯は、海水浴場発祥の地と言われています(諸説あります)。
1885年(明治18年)、海水浴の効用を説いた初代陸軍軍医総監の松本順により開設されました。
当時の海水浴は、潮流で身体に刺激を与え海辺の清涼な空気を吸うことだったそうです。
泳ぐのではなく、岩の所々に差してある鉄棒につかまり、海水につかっているだけで、いわば潮湯治のようだったそうです。
(大磯町HPから借用)
大磯港の入口には、「海水浴場発祥地碑」(右側)と松本順の業績をたたえる「松本先生謝恩碑」(左側)があります。
謝恩碑の題字は犬養毅によって書かれたそうです。
大磯海水浴場
毎年、夏になると大磯町では、大磯港の東側の「大磯北浜海岸」に海水浴場が開かれます。
夏には多くの人で賑わったことでしょう。
(大磯町HPから借用)
2017年7月には、津波避難タワーが完成しました。
北側にある自動車専用道路「西湘バイパス」の橋脚には、「北浜海岸の壁画」と呼ばれるアート作品が描かれています。
ランドマーク
海から眺める景色を考えるとき、ランドマークの存在が重要になってきます。
藤沢あるいは湘南海岸のランドマークといえば、「江ノ島」です。
江の島を見れば、湘南海岸を思い浮かべるほどメジャーな存在です。
藤沢の西隣の茅ヶ崎海岸のランドマークは「えぼし岩」です。
(茅ヶ崎市HPから借用)
その西隣の平塚海岸のランドマークは「東京大学平塚沖総合実験タワー」です。
(公式HPから借用)
かぶと岩
そして、大磯海岸のランドマークは、大磯北浜海岸(大磯海水浴場)に顔をだす「かぶと岩」です。
大磯海水浴場から、三浦半島方面を望みます。
中央やや左に「江の島」が、中央に「平塚沖総合実験タワー」が見えます。
そして、この写真ではよく分かりませんが、江の島の下辺りに「えぼし岩」があるはずです。
湘南海岸の海に浮かぶ4つのランドマークを一望できる大磯北浜海岸。
なかなか素敵なスポットです。