終着駅の「車止め」が醸し出す情景を記録する「鉄道の車止め」シリーズ第4弾。
今回は、茅ヶ崎駅(茅ヶ崎市)と橋本駅(相模原市)を結ぶJR相模線「茅ヶ崎駅」です。
厳密にいうと、相模線は茅ヶ崎方面が上りの位置付けなので、茅ヶ崎駅は始発駅になります。
その茅ヶ崎駅のある茅ヶ崎市では、来週、桑田佳祐さん率いるサザンオールスターズが、3度目の凱旋ライブを行います。
熱い秋になりそうです。
目 次 🚊
JR相模線
相模線(さがみせん)は、茅ヶ崎駅(茅ヶ崎市)と橋本駅(相模原市)を結ぶJRの路線です。
茅ヶ崎駅から、神奈川県の中央部を流れる相模川に沿って北上する路線です。
元々は、このブログでもたびたび登場する「相模鉄道」の路線でしたが、
戦時中、東海道線と中央本線を結ぶため国策として国有化され、現在はJRとなっています。
相模線に乗る
今回は、厚木駅から茅ヶ崎駅まで乗車します。
厚木駅は、厚木市ではなく海老名市にあるのがミソです。
JRと小田急共通の改札を通り、さらにJR相模線に乗る場合は、もう一度改札を通ります。
単線の駅です。以前は向かい側のホームも使っていましたが、今は片側だけです。
1時間に3本程度なので待ち時間が長いです。
隣接する小田急の高架を見ていたら、あ! ロマンスカー😲
相模線がやってきました。
運転席後部からの景色は単調です。
単線なので、駅で列車交換(すれ違い)をします。
列車交換のためしばしば停車するので、複線の倍程度、時間がかかります😅
ホームで降りるときは、「あける(緑)」ボタンを押します。
出発するときは、自動でドアは閉まります(^^)v
約30分で茅ヶ崎駅に到着です。
左側の2番線には下り電車が停まっているので、右側の1番線に入ります。
茅ヶ崎駅の車止め
1番線の車止めです。
バラスト(砂利)を盛った「第1種車止め」です。
でも、相模線の2番線には車止めはなく、どこかに続いています。
茅ヶ崎駅の近くには、大きな留置線があり、
この線路を使って、引き込みがされているようです(知らんけど‥🙄)
(留置線で休む「相模線(左)」と「特急湘南(右)」)
(東海道線から撮影)
えぼし岩(烏帽子岩)
皆さんは「えぼし岩(烏帽子岩)」をご存じでしょうか。
神奈川県の南側ほぼ中央に位置する茅ヶ崎の沖合1.4㎞に浮かぶ岩礁で、茅ヶ崎のシンボルです。
(茅ヶ崎市HPから借用)
この小さな岩の存在を世に知らしめたのは加山雄三さんであり、
全国区へと押し上げたのはサザンの桑田佳祐さんといえるでしょう。
相模線のホームには、「えぼし岩(烏帽子岩)」のモニュメントがあります。
近くに行っても、角度が悪くてよく分かりません。
東海道本線が走る5番線から見たところです。
ちょうど、相模線が橋本方面に走っていきました。
なんか、かわいいですね。
駅メロ
東海道線「茅ヶ崎駅」の駅メロは、サザンの「希望の轍」です。
相模線「茅ヶ崎駅」の駅メロは、地元の誘致活動が叶い2021年9月に加山雄三さんの「海その愛」が導入されました。
しかし、残念ながら、2022年3月に相模線がワンマン化され、わずか6か月で幕を閉じてしまいました。
凱旋ライブ2023
そんな茅ヶ崎駅ですが、今月の27日、28日、30日と10月1日に、市内の茅ヶ崎公園でサザンオールスターズ茅ヶ崎ライブ2023が開かれます。
(公式HPから借用)
サザンの凱旋ライブは、2000年、2013年に次いで3回目の開催になります。
JRが東京駅から臨時特急「えぼし」を運行します。
なお、茅ヶ崎駅には、相模線でも行くことが出来ます😄