青空のスローな生活

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鉄道の車止め No.6 小田急江ノ島線「藤沢駅」 ~スイッチバックの駅

人々の喜怒哀楽とともに今日も走る列車。

 

そんな鉄道の「終着駅」というのは、どこか情緒深いものがあります。

 

そして、終着駅にあるのが、「車止め」と「車止標識」。

 

でも、終着駅は、終点というだけではありません。

 

新たな出発点でもあります。

 

終着駅の「車止め」が醸し出す情景を記録する「鉄道の車止め」シリーズ第6弾は、
小田急江ノ島線「藤沢駅」です。

 

「藤沢駅」は、「相模大野駅」から「片瀬江ノ島駅」まで続く江ノ島線の途中の駅です。

 

それなのに何故、駅には「車止め」があるのでしょうか‥🤔

 

 

目 次 🚋

 

小田急江ノ島線

小田急江ノ島線は、「相模大野駅」(相模原市)と「片瀬江ノ島駅」を結ぶ小田急の路線で、東京方面は「新宿駅」と繋がっています。

 

神奈川県のほぼ中央を南北に走っているため、途中で東急田園都市線、相鉄本線・いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインなど東京・横浜方面に繋がる路線とも乗り換えが可能です。

 

藤沢駅

「藤沢駅」は、JR東海道本線、小田急江ノ島線、江ノ電の3社が乗り入れるターミナル駅です。

 

駅周辺には、繁華街が広がり、

小田急江ノ島線は江の島の至近にある「片瀬江ノ島駅」まで約5分、江ノ電は「鎌倉駅」へと繋がる湘南の中心地となっています。

 

小田急藤沢駅の改札です。

 

中に入ると、島式ホーム2面3線です。

 

スイッチバックの駅

「相模大野駅」と「片瀬江ノ島駅」を結ぶ小田急江ノ島線ですが、「藤沢駅」には終着駅にある「車止め」があります。

 

それは、「藤沢駅」がスイッチバックの駅だからです。

 

鉄道のスイッチバックは、急勾配の場所で設けるのが一般的で、神奈川県では箱根登山鉄道で見られます。

 

藤沢駅は、平坦な場所なのにスイッチバック構造となった理由ですが、

小田急線の藤沢駅が開業する以前に、既に江ノ電が走っていたため、それとの並走を避けるように鉄道省から指導があったからだそうです。

 

 

藤沢駅の車止め

藤沢駅の「車止め」と「車止標識」です。

 

相模大野行きに乗ります。

 

車内から見た「車止め」と「車止標識」です。

 

出発進行!

終着駅は、始発駅

 

しゅっぱ~つ、進行!

 

 

車止めから段々と離れていきます。

 

線路の構造が美しいです。

シーサス・クロッシングというみたいです。

 

天気は快晴。

 

いい旅になりそうです。