今から二十数年前、まだアラフォーだった頃、
写真を趣味にしていた時期がありました。
ジャンルは、「ネイチャー」(自然風景)を中心に、花や鳥も追いかけていました。
自然風景の撮影は、意外と体力と根気が必要な趣味でしたが、
若かったということもあり、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
当時は、今のようなデジタルカメラではなく、フィルムカメラの時代です。
使うのは、「リバーサルフィルム」。
撮影後は、現像に出し、気に入ったものをプリントにしてアルバムに保存してきました。
フォトコンに応募したりもしていました。
しかし、次第に仕事に重きが増す中で、写真からは遠ざかってしまいました。
今も残る当時のスライドやプリントの数々。
写真の技術は未熟でしたが、自然が織り成す美しい瞬間を切り取りたいと追い求めていました。
先日、書棚に眠る想い出のアルバムを整理しながら、
デジタル化して、もう一度光を当ててあげたい、と思い立ちました。
気の向くままにワンショットずつ、ブログにアップしていきたいと思います。
目 次 📷
リバーサルフィルム
当時、写真愛好家が使っていたのは、リバーサルフィルムというものです。
富士フイルムの「ベルビア」や「プロビア」というフィルムを使っていました。
もう販売は終了したものと思っていたら、まだあるんですね。
(富士フイルムHPから借用)
撮影済みのものを現像し、マウントに入れたものがスライドと呼ばれます。
(へたくそな字がバレた‥😅)
プリントまでの楽しみ
デジタルカメラは、撮ってすぐモニターで確認できます。
リバーサルフィルムは、撮影後に現像してみて初めて可視化できます。
現像したスライドをカラービューアーで確認しながら、気に入ったものを選んで、写真店で2L版にプリントしていました。
プリントに出せるのは、ほんの数%でした。
作品の出来ばえが、完全な形で確認できる瞬間でした。
デジタル化
当時撮りためたスライドやプリントは、かなりの数にのぼります。
「スライド」は、スキャン業者へ依頼してデータ化できます。
「プリント」は、スキャン業者へ依頼するか、自宅の複合機(プリンター)でデータ化できます。
試しに、何枚か、スキャン業者にデータ化してもらいました。
A スキャン業者が「スライド」をデータ化したもの
(左が補正前、右が補正後)
B スキャン業者が「プリント」をデータ化したもの
(左が補正前、右が補正後)
ちなみに
C 自宅の複合機で「プリント」をデータ化したもの
(左が補正前、右が補正後)
<比較検討>
「スキャン業者が「スライド」をデータ化し補正したもの」(左)と
「自宅の複合機で「プリント」をデータ化し補正したもの」(右)とはかなり違います。
現物のプリントと見比べると「右」が自然に近い色調・明暗で再現されています。
しかし、他の写真ではスキャン業者の方が原版をうまく再現している場合もありました。
写真に応じて、より適した方法でデジタル化しようと考えています。
いつもは、写真を何枚も使っている当ブログですが、
このシリーズは、文字通り1投稿についてワンショット😏です。
果たしてブログとして成立するか心配です🥺
いつまで続くことやら‥
想い出のワンショット ~ デジタル復刻版
Coming Soon!