(路線図は江ノ電HPから借用)
「藤沢駅」を出発した江ノ電は「鎌倉高校前駅」から湘南の海沿いを走り抜け、
「稲村ヶ崎駅」からやや内陸へと進路を変えます。
「極楽寺駅」辺りに来ると歴史ある仏閣も増え、古都の表情を見せ始めます。
極楽寺駅周辺は、見所も沢山あります。
まずは、レトロな雰囲気が人気の「極楽寺駅」と近くにある名刹「極楽寺(ごくらくじ)」を訪れます。
目 次 🚋
極楽寺駅
藤沢駅から江ノ電に乗り、いつものように沿線の景色を眺め、潮風を感じながら約30分。
「極楽寺駅」に到着です。
関東の駅百選に認定されています。
郷愁をそそる駅です。
どこかで見たことのあるような気持ちになります。
俺たちの朝
など、数々のドラマなどの舞台となった場所です。
(海街diary より 左がすずちゃん、右が佳乃ちゃんです)
極楽寺の想い出
極楽寺を知ったのは高校に入学して間もない頃です。
公立中学校の学区は、住んでいる市の一部のエリアでしたが、
進学した県立高校の学区は、複数の市町にまたがります。
同級生の中に「極楽寺」から通っているという人がいました。
初めて聞いたとき、「この人はお寺さんの子か?」と勘違いしてしまいました😅
極楽寺
極楽寺は、1259年(正元元年)に建立された真言律宗のお寺です。
開基(創立者)は執権・北条義時の三男・重時、開山は忍性(にんしょう)です。
最盛期には、七堂伽藍のほかに49の支院を持つ大寺院で、貧しい人たちの慈善・病院施設もあったそうです。
新田義貞の鎌倉攻めをはじめとする戦火、天災などで、今では山門と本堂を残すのみとなっています。
極楽寺へは、駅の前の道を左に進みます。
(海街diary より すずちゃんと佳乃ちゃんが走ってくる方向です)
桜橋を渡って、すぐ左が極楽寺です。
(海街diary より 幸ちゃんとすずちゃんいます)
山門に到着です。
山門の右側が、入口です。
静かな境内です。
「極楽寺の井」です。
この井戸の周辺で、貧しい人々に粥を施したと伝えられているそうです。
本堂です。
お参りします。
お寺を出るとき、小学生が社会見学でしょうか、数人来ていました。
出口は、右側です。
静寂の中にたたずむお寺でした。
近くには、極楽寺坂切通があり、中世では西国からの鎌倉への入口に位置していたそうです。
長い歴史が刻まれた場所です。