「金太郎」は、日本人に広く知られたキャラクターの一人でしょう。
童謡・唱歌「金太郎」では、
足柄山で、熊に跨りお馬の稽古をしたり、
動物たちと相撲をとったと歌われています。
♪金太郎 - Kintaro|♪まさかりかついで きんたろう くまにまたがり おうまのけいこ【日本の歌・唱歌】
多くの伝説と同じように、「金太郎」伝説も各地にあります。
神奈川では、県の西部に位置する南足柄市に金太郎伝説があります。
南足柄市は、人口約4万人の山あり川ありと自然に恵まれたところです。
市では、「金太郎のふるさと」をアッピールしています。
大雄山線に乗って、「金太郎のふるさと」南足柄市の中心部である「大雄山駅」に行ってきました。
目 次 🚋
大雄山線
大雄山線は、小田原駅(小田原市)と大雄山駅(南足柄市)を結ぶ伊豆箱根鉄道の路線です。
終点の大雄山駅の近くにある「最乗寺」への参拝鉄道として計画され、現在は、小田原駅へ出る通勤通学などの交通機関としても利用されています。
路線距離約10キロメートルを約20分で結び、日中は、ほぼ12分間隔で運行されています。
小田原駅と大雄山駅の間に、駅が10か所あるので、ほとんどバス停感覚です。
沿線には、田園風景が広がり、無人駅も多くあります。
金太郎伝説
金太郎伝説には諸説ありますが、神奈川では、金時山、矢倉岳などで構成される「足柄山」で生まれ育ったとされています。
10世紀に、力量を認められて、源頼光の家来となり、「坂田金時」と名を改め、京の都で酒呑童子(鬼)を退治するなど勇猛果敢な働きをしたとされています。
南足柄市の「地蔵堂」地区には、金太郎生家跡、産湯をつかったとされる「夕日の滝」などがあります。
👇夕日の滝
ちなみに、「金時山」山頂は、静岡県小山町との境界となっており、小山町では「金太郎」の生誕地を謳っています。
実在した人物か否かも含めて、謎が多い「金太郎」ですが、他にも、金太郎伝説は各地に伝わるようです。
大雄山駅へ
終点の「大雄山駅」には、何回か行ったことがありますが、
大雄山線は、途中の「駅」が面白いと聞き、今回は、途中下車しながら向かいます。
そのため、「一日フリーきっぷ」を買いました。
電車に乗ります。
出発進行!
山に向かって走ります。
この駅は、マンション直結なんです。
民家みたいな駅舎です。
無人駅で、改札が無いんですね。
「和田河原駅」です。
この駅も、マンション直結です。
再び電車に乗って「大雄山駅」に向かいます。
前方に見えるお椀のような山が「矢倉岳」です。
その横の白い部分が冠雪した「富士山」です。
終点「大雄山駅」が見えてきました。
「大雄山駅」に到着です。
「コデ165」が停まっていました。
(歴史ある車両ですが、鉄道ファンではないのでよくわかりません😅)
金太郎に会う
改札を出て、駅舎側です。
駅舎の隣には、「金太郎」の像があります。
熊に跨って、お馬の稽古をしています。
大雄山駅は、市役所がある市の中心部です。
駅前も、今までとは違う景観です。
さて‥
美味しいお蕎麦も食べたので、
そろそろ、帰るとしましょう。
発車メロディは‥。
もちろん、
「金太郎」です。