明治5年(1872年)、新橋-横浜間を日本で初めての鉄道が開業しました。
開国後、近代化を急ぐ日本にとって画期的な出来事でした。
先日、鉄道発祥の地の横浜側の「旧横浜停車場」(現桜木町駅)を訪れました。
その時、新橋駅側には「旧新橋停車場跡」があることを知りました。
そこには、日本初の鉄道の起点を示す「0哩(ゼロマイル)標識」があるといいます。
今回は、鉄道発祥の地「旧新橋停車場跡」を尋ねてみました。
目 次 🚂
新橋駅
1872年、日本初の鉄道の起点となったのが「新橋駅」です。

汽笛一声 新橋を~♪
で始まる「鉄道唱歌」で知られます。
1914年、東京駅が開業したことから、新橋駅の名は「烏森駅」に引き継がれ、
旧新橋駅は「汐留駅」として1986年に廃止されるまで貨物専用駅として活躍しました。
初代新橋駅「旧新橋停車場」は、ここから徒歩5分ほどのところにあります。
旧新橋停車場跡
汐留駅があった広大な敷地の跡地には、汐留シオサイトとして再開発され、超高層ビルが建設されています。
開発に先立つ埋蔵文化財調査の際、初代新橋停車場の駅舎やプラットホームなどの礎石が発掘されました。
汐留地区の再開発にあたって、初代新橋停車場があった場所に当時の駅舎などを再現した「旧新橋停車場」が再建されました。
現在の新橋駅から5分ほどの場所です。

近隣には超高層ビルが建ち並びます。

「旧新橋停車場」の復元された駅舎です。

開業当時は、このようなものでした。

隣接する汐留シティセンターです。

パナソニック東京汐留ビルです。

「旧新橋停車場」の階段には、「駅舎玄関遺構」があります。

約150年前のものです。

建物の中には「鉄道歴史展示室」があります。

貴重な資料が展示されていましたが、写真はNGでした。
0哩(ゼロマイル)標識
復元された駅舎の裏側にまわるとプラットホームなどが復元されています。

プラットホームです。

後ろ側には、汐留シティセンターの入口があります。

高いな~

プラットホームを右斜めから見たところです。

線路が3m復元されています。

旧新橋停車場時代、この位置にレールがあったそうで、国鉄で使われていたレールで復元されています。
元祖「鉄道の車止め」です(^^)/

歴史を感じますね。
鉄道の路線には起点からの距離を示すものとして距離標というものが設置されています。
そして、起点には「0キロポスト」と呼ばれる距離標が設置されます。
150年前に日本で初めて鉄道が開業したこの地には、「0哩(ゼロマイル)標」の杭が打たれました。
その場所には、「0哩(ゼロマイル)標識」のモニュメントがあります。

日本の鉄道の出発点、ひいては近代日本の出発点ともいえる「旧新橋停車場跡」。
あれから約150年、周辺はもちろん、日本は大きく変貌を遂げました。
その発展に鉄道が果たした役割は大きいものがあります。