全国屈指の巨大ターミナル駅「横浜駅」。
6社局の鉄道が乗り入れ、日々200万人ほどの人が行き交います。
(横浜駅西口)
今日も駅をさまようハラペコの人々を満たす役割の一翼を担っているのが「駅そば」(いわゆる立ち食い蕎麦)です。
かつては、どの駅やホームでも見かけることが多かった「駅そば」。
電車のちょっとした待ち時間を利用してすする一杯。
満足そうな表情を浮かべて出てくる客の姿は、日本の食文化の代表ともいえるものでした。
しかし、食の多様性などから「駅そば」は次第に消えつつあります。
それは、「横浜駅」とて例外ではないでしょう。
昨年5月からスタートとした「横浜駅の立ち食いそばシリーズ」。
駅そばを後世に伝えていってほしい‥
そんな想いで通い綴った5軒を今回総集編としてまとめました。
待ち遠しかったですね😄
(ぜんぜん…🙄)
このブログも検索数急上昇!
楽しみです😎
(どうせまた鳴かず飛ばずでしょ‥🙄)
目 次
きそば鈴一
トップバッターは、「きそば鈴一」です。
創業は1971年(昭和46年)、長い間親しまれてきたお店です。
駅ナカではなく「横浜駅西口」を出て徒歩3秒の距離にあります。
駅の外にありますが、駅ビルから道路を1本挟むだけなので、「えきそば」と言ってよいでしょう。
いつ通りかかっても人が一杯います。
ただ、女性には入りにくいかも知れません😆
2024年10月12日放送のアド街ック天国「真のヨコハマ「横浜駅」」の19位にランクインしました。
「天ぷらそば」です。
伝統の一杯。えきそばの王道をいくものです。
見た目は濃い色ですが、少し甘めの汁に柔らか麺。
大きめのかき揚げが、汁を吸ってジューシーです。
(ズズッ😄)
テレビだと見た目もいいですね。
濵そば
「濱そば」は、JR東日本系列の立ち食い蕎麦チェーンです。
JR横浜駅構内には、1997年4月~2012年2月の約15年間、立ち食いそば屋が一軒もないという空白時代がありました。
復活の狼煙をあげたのが、この「濱そば」でした。
お店は相鉄寄りの南改札口の近く、改札からホームに移動する導線上にあります。
お店の中は、10人ほどで一杯になる昔ながらの立ち食いスタイルです。
「かき揚げ天玉そば」です。
美味しそうですね。
お味は、写真から想像する通りでした。
(ズズッ😄)
いろり庵きらく
「いろり庵きらく」は、JR東日本系列の立ち食い蕎麦チェーンです。
「濱そば」と今は同じ資本ですが、前身は違うようです。
首都圏を中心に90店舗弱あるようなので、ご存じの方も多いと思います。
JR横浜駅の北改札を入った所にあります。
店内は、立ち席とイス席があり、女性客も多くみられます。
「天玉そば」です。
他のお店より数十円ほど高級店なので、卵とネギが別盛りです😄
「濱そば」と同一資本なのに味は少し違った気がします。
(ズズッ😄)
えきめんや
「えきめんや」は、京急グループの京急ロイヤルフーズが経営する「駅そば」です。
京急横浜駅構内の「北改札」から入ってすぐの所にあります。
ほかのお店には無かった「海鮮かき揚げ」がのったそばです。
かき揚げには、海老とイカが入っていました。
(ズズッ😄)
星のうどん
ラストバッターは、「星のうどん」です。
「星のうどん」は、相鉄横浜駅構内にあるうどん屋さんです。
改札の内側からも、外側からも入れるという二刀流です⚾
訪問は暑い時期だったので、「冷しだましあいうどん」の生卵トッピングにしました。
関東では「たぬき」と言えば天かす、「きつね」と言えば油揚げがのったものを指し、両方が入っているので「だましあい」のようです。
コシのあるうどんです。
(ズズッ😄)
※残念ながら、星のうどん横浜駅店は、2024年3月31日を以って、38年の長い歴史に幕を閉じています。
雑 感
今回、横浜駅の駅そば5軒の総集編を記事にまとめることができて感無量です😭
サラリーマン在職中は、横浜駅も含めてあちこちで「立ち食いそば」を何回となく食べきました。
駅そばは、ただ空腹をいやすためにあり、どのお店でも味は同じという誤解をしていました。
今回、ゆっくり1年以上かけて巡ってみると、
駅そばにも、おつゆの出汁・味加減や蕎麦の打ち方などお店のこだわりがあるものと感じました。
こからも、駅をさまようハラペコの人を救うべく「駅そば」には頑張って欲しいと思います😄