江の島あたりをぶらぶらしていると、
腰越漁港(鎌倉市)の「赤灯台」(腰越港4号防波堤灯台)が目に入ります。
(2021.10 江の島・片瀬海岸東浜から)
「赤灯台」は、海から向かって港の右手の防波堤に建てられた灯台です。
この腰越漁港の赤灯台を見るたびに、
どんな作りになっているんだろう‥
そして、そこには何があるんだろう‥
と、その存在が気になっていました。
先日、源義経ゆかりの地・満福寺に寄った後、腰越海岸周辺を散策してきました。
目 次
小動岬
「小動岬」(こゆるぎみさき)は、鎌倉市の南西部にある相模湾に突き出た岬です。
「岬」と言われなければ、気付かないほど小さなものです。
北側を国道134号線に接し、江ノ電腰越駅からは徒歩5分程です。
幕末には、異国船の警備のための「番所」が設けられた場所で、相模湾を一望できる所です。
小動神社
小動岬には、「小動神社」があります。
源頼朝が伊豆の流人だったころから仕え、源平合戦で活躍した佐々木盛綱が、先祖の地である近江の八王子宮を勧請したものと伝わります。
後に、新田義貞が鎌倉攻めの戦勝祈願をしたとも伝わります。
腰越駅からは、歩いてすぐです。
鳥居の手前に国道134号線が走っています。
入口に到着です。
静かな所です。
少し行くと、また、鳥居があります。
鳥居をくぐって右手に本殿があります。
お詣りします。
境内の一角に展望台があります。
江戸時代に「番所」があったのはこの近くです。
青空だったら、さぞ綺麗な景色でしょう。
腰越漁港
それでは、腰越漁港に行きましょう。
国道134号線にでて、藤沢方面に少し進むと腰越漁港があります。
漁港特有の潮の香りがします。
湘南海岸一帯は、しらす漁で有名ですが、腰越漁港もしらすが特産品です。
近くには、新鮮なしらす料理を味わえる店が沢山あります。
腰越港4号防波堤灯台
防波堤を進みます。
左手には、「小動岬」があります。
赤灯台です。
左に、江の島の白灯台が小さく見えます。
曇り空が残念でしたが、晴れの日もあれば曇りの日もある。
これもまた良しとしましょう。
この周辺の国道134号線は、これまで数えきれないほど車で通過していましたが、
今回巡った所は、気付かないまま過ごしてきました。
腰越駅から散策してみて、色々な歴史や風景に出会うことが出来ました。
機会があれば、晴れの日に再度訪れたいと思います。