緊急事態宣言は解除されたものの依然、3密は避ける生活スタイルが求められています。
鎌倉の寺社でも、あじさい鑑賞のための入山を制限しているところが多くありました。
今年は、あじさいを観に行くのはムリかな、と思っていましたが、
「あじさい寺」として親しまれている明月院では、土日以外は開山しているとのこと。
若干、あじさいのシーズンとしては、遅くなった感はありましたが、
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明月院へ
駅を降りて、道沿いに進みます。
シーズンからはやや遅かったせいか、あるいは、まだ外出を控えている人が多いのか、昨年と比べると数十分の一程度の人出でした。
約10分ほどで明月院に到着です。
美しい青色のあじさいで有名で、この時期、境内を日本古来の「姫あじさい」約2500本が埋め尽くし、明月院ブルーと呼ばれています。
また、あじさい以外にも、一年中花が絶えることなく、美しい紅葉でも知られています。
紫陽花を鑑賞
入口は、紫陽花がいっぱいです。
拝観料500円を納めて、境内に入ります。
境内は至る所、紫陽花で埋め尽くされています。
山門が見えます。
山門から、参道を振り返ります。
本堂の近くには、枯山水があります。
うさぎもいました。
本堂(方丈)です。
お参りします。
本堂の中に「悟りの窓」と呼ばれる「丸窓」があり、そこから眺める景色はまさに悟りの境地といった感じです。
「明月院+丸窓」で画像検索すると、美しい景色がたくさん出てきます。
今は、3密を防ぐために、閉じられていました。
本堂後庭園
本堂裏には、「本堂後庭園」が設けられています。
例年、この時期と秋の2回のみ一般公開されます。
ここには、入ったことがないので楽しみです。
入口で、300円の募金に協力して入ります。
緑に囲まれた静寂の空間が開けていました。
本堂の「丸窓」です。
残念ですが、花菖蒲は、時期を過ぎていました。
数輪、見ることができました。
「姫あじさい」のさし木です。
毎年、剪定したものを、さし木にして育て、新旧の交代を図っているそうです。
急遽、行ってみた明月院でしたが、
明月院ブルーは、まだまだ綺麗でした。
紫陽花の頃に、こんなに空いている明月院は初めてです。
ゆっくりと鑑賞できる日が、一日も早く来て欲しいものです。