大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放映されたのは一昨年のこと。
鎌倉幕府が置かれた鎌倉のある神奈川は熱く燃えた1年でしたが、
源頼朝が源氏再興の兵を挙げた伊豆のある静岡もさぞや血がたぎったことでしょう。
その頃から、「三嶋大社」の名前をよく耳にするようになった気がします。
頼朝が源氏再興を願って100日間、日参したとも伝わる伊豆国一之宮です。
テレビの旅番組にもよく登場します。
遅ればせながら、GW後半のこどもの日に「三嶋大社」に行ってきました。
目 次
三嶋大社
三嶋大社は、伊豆半島の付け根辺りの三島市にある神社です。
ご祭神は、大山祇命と積羽八重事代主神、二柱を総じて三嶋大明神と称しています。
伊豆国一之宮として、中世には源頼朝をはじめとした武家から、江戸以降は東海道を行き交う人々からの信仰も集めている神社です。
三島駅から、徒歩十数分の距離にあります。
楽寿園
三嶋大社を訪れるに際には立ち寄っておきたいのが三島市立公園「楽寿園」でしょう。
三島駅を出てすぐの所にある約7.8万㎡の公園で、国の天然記念物・名勝に指定されています。
明治23年に小松宮彰仁親王が別邸として造営したものですが、昭和27年から三島市立公園となっています。
正門から入ります。
緑が生い茂る中を小浜池に向かいます。
小浜池です。
湧水で水位が変化するそうで、昭和37年に水位0mを観測したそうです。
近年は渇水の時期が多いそうですが、時折、満水になるようです。
ただ、渇水のときには、約1万年前の富士山の噴火の際の溶岩(三島溶岩流)を見ることができます。
「楽寿館」です。
1日に数回、内部を見学できるそうです。
このほかに、園内には、のりもの広場や動物広場もありますが、先を急ぐので三嶋大社へと向かいます。
境内を巡る
三嶋大社に到着しました。
緑がまぶしい境内です。
相生松です。
源頼朝が源氏再興の祈願のため日参した際に、この場所で安達盛長が警護したと伝わるそうです。
「鎌倉殿の13人」の名残を感じるのぼり旗が嬉しいですね😄
神池です。
鎌倉殿の旗がいいですね😄
厳島神社です。
北条政子がことのほか信仰したとのことです。
総門です。
さらに進みます。
桜の木がいっぱいです。
源頼朝・北条政子 腰掛岩です。
あっ! 鎌倉殿の旗が裏返っちゃっている😢
奥には神鹿園がありました。
神門です。
天然記念物の樹齢1200年と推定される金木犀です。
何の行列かと思ったら‥
参拝者の列でした。
御本殿でお詣りしました。
三嶋大社に来たら、立ち寄らなければならない場所があります。
旅番にもよく出てくる「福太郎餅」です。
「福太郎餅食べていこっか?」
と、甘い物好きの同行者に聞くと、
なんと!
「お腹いっぱいだからいいや‥」
と、つれない反応でした😄
仕方ないので、
お店の前にあったサンプルの写真を撮ってきました。
こんなのです😄
三嶋大社には初めてきましたが、落ち着くいい所です。
いつか、桜が満開の頃に来れたらいいなぁ‥