終着駅の「車止め」が醸し出す情景を記録する「鉄道の車止め」シリーズ。
第11弾は、JR横須賀線の「久里浜駅」です。
横須賀線は、横須賀から逗子・鎌倉を通り東京方面へと疾走する
ブルーラインのスマートな路線というイメージがありますが、
その車止めも味わい深いものでした。
(※今回の記事は実話です🙂)
目 次 🚊
JR横須賀線
横須賀線は、運行形態としては、東京駅と横須賀を結びますが、
正式な路線としては大船駅(鎌倉市)と久里浜駅(横須賀市)を結ぶ23.9㎞の路線だそうです。(wikipedia)
1889年(明治22年)に軍港・横須賀への輸送手段として、大船駅から横須賀駅までが開業しました。
その後、1944年(昭和19年)に久里浜駅まで延伸されました。
久里浜駅へ
横須賀線の起点となる大船駅です。
「久里浜行き」がやって来ました。
大船駅を出発します。
当然ですが、複線です。
北鎌倉駅、
(2020.6撮影)
鎌倉駅、
(2019.12撮影)
などを経由して、横須賀駅へと進んでいきます。
(2021.5撮影)
初めて知りましたが、横須賀駅からは単線になるようです。
終点「久里浜駅」が近付いてきました。
あれっ?
久里浜駅に到着です。
あれっ?
でも、肝心の「車止め」がありません!
ホームに降りて探しましたが、やっぱり無いです。
線路は、南の方角へと延びています。
これでは、「鉄道の車止め」シリーズが成立しません😅
ちょっと「車止め」を探してみましょう。
さまよう!
久里浜駅を出ます。
南に向かって、「久里浜F・マリノス通り」を進みます。
途中、横須賀線の線路と交差する踏切がありました。
南を見ると遠くに何やらあります。
元の道に戻り、京急のガード下をさらに南下します。
しばらく行くと、また、横須賀線の線路と交差する踏切がありました。
遮断機も警報器もない小さな踏切です。
そして…
恐る恐る覗き込むと、
あった~🙌
「久里浜駅」方面を見ると線路がず~っと続いています。
JR久里浜駅の隣には、留置線(電車を停めておくところ)が何本もありました。
後で、調べて分かったんですが、そこに電車を引き込むためにこの線路が使われているようです。
終着駅「久里浜駅」には、その先には繋がる鉄道がないので、当然、「車止め」があると思い込んでいました。
その思い込みが突然崩れ去り、動揺して「車止め」を探してさまよってしまいました。
しかし、世は情報化社会。
車止めを見つけて落ち着いた後、ネットで「久里浜駅」+「車止め」で検索したら、ぞろぞろと行き方までヒットしました。
結構、有名な場所なのかも知れません。
でも、今回の車止めの探索の記録は自力で見つけた実話ですよ😄