人々の喜怒哀楽とともに今日も走る列車。
そんな鉄道の「終着駅」というのは、どこか情緒深いものがあります。
そして、終着駅にあるのが、「車止め」と「車止標識」。
でも、終着駅は、終点というだけではありません。
新たな出発点でもあります。
終着駅の「車止め」が醸し出す情景を記録する「鉄道の車止め」シリーズ第5弾は、
横浜の歴史舞台と未来の街の地下走り抜けるみなとみらい線の「元町・中華街駅」です。
目 次 🚊
みなとみらい線
みなとみらい線は、「横浜駅」(横浜市西区)と「元町・中華街駅」(横浜市中区)を結ぶ4.1㎞の路線です。
横浜市の第三セクターである横浜高速鉄道(株)により、2004年に開業しました。
全線が地下に設けられ、東急東横線と一体的に運行されています。
(横浜高速鉄道(株)HPから借用)
沿 線
みなとみらい線には、「横浜駅」から乗ります。
東急東横線と改札が一緒です。
1番線は「元町・中華街駅」へと続くみなとみらい線、2番線は渋谷・池袋そして埼玉方面へと続く東急東横線です。
一体的な運行状況がよく分かります。
元町・中華街行きがやって来ました。
「新高島駅」をとおり、「みなとみらい駅」に到着です。
地上には、ランドマークタワーをはじめとした高層ビルが立ち並んでいます。
「みなとみらい駅」の次は、「馬車道駅」です。
かつては外国人居留地の人たちの馬車が行き交った場所です。
現在は、地上32階の横浜市庁舎が目印です。
次は、「日本大通り駅」です。
神奈川県庁や横浜開港へと繋がった日米和親条約(神奈川条約)の締結地もこの近くです。
「元町・中華街駅」が見えてきました。
終着駅を示す「車止標識」が見えてきました。
(「車止め」は暗くて見えませんでした😅)
元町・中華街駅
「元町・中華街駅」に到着です。
「元町・中華街駅」の周辺には、元町商店街、中華街、港の見える丘、外人墓地、山下公園など多くの歴史・観光スポットがあります。
その駅のホームの壁や天井には、開港当時の街並みや船などが描かれ、往時を彷彿とさせます。
壁に描かれた当時の街並みです。
天井には、蒸気船が描かれています。
ステキな終着駅ですね。