青空のスローな生活

旅行、写真、乗り物、料理、日常の出来事の記録です。ちょっぴり贅沢しながら、節約ライフ実践中です。

矢切の渡し

皆さんは、矢切の渡しを知っているでしょうか。

 

私が、「矢切の渡し」を知ったのは、

 

1983年(昭和58年)に大ヒットした細川たかしさんの曲です。

 

「つれて逃げてよ~♪」

 

「ついておいでよ~♪」

 

「第25回レコード大賞」を受賞し、紅白歌合戦の大トリともなりました。

 

個人的には、「たかしファン」とか「演歌ファン」ではありませんでしたが、

 

歌詞の意味が分からないまま‥

 

こぶしの利いた迫力ある曲のイントロ部分は、すっかり頭の中に刷り込まれてしまいました😅

 


www.youtube.com

 

在職中は、「地理」あるいは「歴史」といったものにとんと無頓着で、

 

矢切の渡しなるものが、「何なのか‥」は知りませんでした。

 

「夕ぐれの雨が降る~ 矢切のわたし~~

 

ず~~っと「私」だと勘違いしていました😅

 

先日行った寅さんの故郷・葛飾柴又。

 

事前に周辺をGoogleマップで周辺を調べていたら、

 

なんと、矢切の渡しあるではないですか!

 

 

矢切の渡し」が、「矢切」にある「渡し場」だということを初めて知りました😅

 

せっかくなので、「矢切の渡し」を見てきました。

 

 

本日のメニュー(目次)

 

渡し

「渡し場」といわれれば、何なのかはイメージできましたが、

 

「渡し」という言葉の意味を知ったのは、昨年、多摩川の「登戸の渡し」に行ったときです。

 

kirakunist.hatenablog.com

 

まだ土木技術が発達していない時代には、川を往来する手段は「渡船」が中心でした。

 

その発着場所が、「渡し」です。

 

日本中の大きな川には、いくつもの「渡し」がありました。

 

大きな川でも橋が架けられる時代となり、その役割を終えて「渡船」は次第に廃止されていきました。

 

矢切の渡し

矢切の渡し」は、江戸川を挟んで、柴又(葛飾区)と松戸市下矢切(千葉県)を結ぶ渡し船です。

 

江戸時代に農作業の往来などのために設けられたそうです。

 

野菊の墓」の舞台となり、ヒット曲「矢切の渡し」、「男はつらいよ」などで有名になったそうです。

 

日本で、今も残る数少ない「渡し」の一つで、片道200円で乗船できるそうです。

 

矢切の渡しへ行く

柴又側から行くには、柴又帝釈天からすぐ近くです。

 

 

江戸川の土手(堤防)の上に行くと、江戸川の河川敷に「柴又公園」があります。

 

 

少し上流を眺めると、中央部が「矢切の渡し」(柴又側)です。

 

 

土手を降りて、まっすぐに行きます。

 

 

人が来る方が、「矢切の渡し」です。

 

 

矢切の渡し」の歌碑があります。

 

 

そのすぐ横が「矢切の渡し」(柴又側)です。

 

 

渡し場です。

 

 

松戸市側からは、船が出ており、利用者らしき人も見受けられました。

 

 

 

 

数十年来の謎が解けた瞬間でした。