湘南のランドマーク「江の島」の南東約1㎞にある藤沢市立鵠沼海浜公園。
幾度の変遷を経て先月の1日に「ハグライドパーク(HUG-RIDE PARK)」としてリニューアルオープンしました。
(鵠沼橋歩道橋からの眺める全景)
スケールアップした園内には国際大会対応のスケートパークも備え、
パリオリンピック後のアーバンスポーツの聖地として活躍が期待されています。
3年前の東京2020は、開催の賛否に国民世論が2分され、落ち着いてみた記憶がありません。
オリンピック競技というと、体操、柔道、レスリングなど従来からの競技に目が行きがちです。
この記事を書くために調べてみると、新しい競技が取り入れられ、若い人が活躍していることを改めて知りました。
目前に迫ったパリオリンピック開会式を前に「ハグライドパーク(HUG-RIDE PARK)」を訪ねてみました。
目 次 🛹
スケートボード
ご存じの方も多いと思いますが、スケートボードは、前後に車輪が付いた乗り物を使った競技です。
(JOC公式から借用)
2020年の東京オリンピックで、ローラースポーツの追加種目に採用され、パリオリンピックでも実施されます。
競技の種類には「ストリート」や「パーク」などいくつかあるようですが、オリンピックで実施されるのはこの2種です。
「ストリート」は階段・手すり・ベンチなど街の風景を思わせるコースで技を競い、「パーク」は複雑な形の窪地状のコースで技を競います。
スリリングで迫力あるパフォーマンスには、手に汗を握ります。
そして、さらに驚かされるのは、選手たちの若さです。
金3個、銀・銅各1個のメダルラッシュに沸いた東京2020。
女子ストリートでは13歳の西谷椛(にしやもみじ)選手が、金メダルに輝き、日本五輪史上最年少の金メダリストが誕生しました。
女子パークでは12歳の開心那(ひらきここな)選手が銀メダルに輝き、日本五輪史上最年少メダリストが誕生しました。
パリオリンピック
パリ五輪開会式は、7月26日午後7時30分(日本時間27日午前2時30分)から行われます。
(パリオリンピック公式から借用)
式典は、パリ中心部を流れるセーヌ川沿いで行われ、オリンピック夏季大会史上初めての屋外での実施になります。
何十万もの観客が参加できる史上最大の式典になるとのことです。
スケートボードは、7月27、28日にストリートが、
8月6、7日にパークが、コンコルド広場で行われます。
日本代表は、14歳を筆頭に10代の選手7名、20代の選手3名の計10名が挑みます。
HUG-RIDE PARK
鵠沼海浜公園には、かつては小田急系の「鵠沼プールガーデン」がありました。
2000年にプールの営業を終了。
その後、スケートパークとして営業を開始しました。
施設の老朽化のため、藤沢市がPark-PFI方式を使い小田急を代表法人としたグループを事業者に選定。
2022年10月から改修を進めてきました。
そして、先月の1日に鵠沼海浜公園ハグライドパーク(HUG-RIDE PARK)としてリニューアルオープンしました。
スケールアップしたスケートパークでは、スケートボードやBMXなどのアーバンスポーツを楽しむことが出来ます。
公園内には、スケートパーク、広場、テナント、駐車場などが整備されています。
テナントの入居は、秋になるようです。
スケートパークを金網越しに撮ってみました。
誰も滑っていないので、イメージが湧きにくいですね😅
スケートパークの入口です。
覗いてみたら、受付とスケボーショップがありました。
スケボーショップです。
ショップなので出入りは自由だと思いますが、あまりに似つかわしくないので止めておきました😅
さらに西側に行き撮ってみました。
これは、ストリート競技用でしょうか‥
この窪みは、パークですね。
「鵠沼海浜公園HUG-RIDE PARK」。
アーバンスポーツの聖地として、江の島周辺の新たな魅力を発信していくといいですね。