毎年、春になると猫の額ほどの庭から一斉に芽吹くスズラン。
今年は、暖冬だったせいか、いつもより半月ほど早く芽吹いたような気がします。
華奢な姿。
清楚で可憐な花。
それでいて、砂利の間からでも芽を出す芯の強さ。
さらには、茎と花には毒を持つという健気さ。
そんなスズランが大好きです。
芽吹きから、2週間ほど経ち、可愛らしい花を咲かせました。
写真を撮っていたら、どこからともなく、爽やかで甘いような香りが‥。
スズランの花からでした。
長い間、花をみてきましたが、こんなにいい香がする花だとは知りませんでした。
ますます、スズランが好きになりました。
「節約旅行」で、出会い、発見した「へぇ~、知らなかった。」という出来事。
そんなことを綴る「へぇ~、知らなかった。」シリーズの第八弾は、中央本線で見かけた可愛らしい駅名「すずらんの里」です。
❓の目次
「すずらんの里駅」との出会い
1月に行った18切符を使った節約旅行「中央本線・日帰り旅 冬のアルプス山麓を行く~国宝・松本城へ」。
八王子から、中央本線鈍行に乗車し、松本へ。
往路は、久々の南アルプスの山々の写真を撮るのに無我夢中。
松本城へは、あっと言う間に到着しました。
帰りは、やることもなく、約4時間のロンシー地獄(※)です。
(※横座りのロングシートのため長距離移動が苦痛で18キッパー泣かせの区間)
松本を出発して、約1時間経過したころ、聞こえてきたのは、
「次は、すずらんの里~」というアナウンス👨✈️
可愛らしい駅の名前だなぁ‥。
短い停車時間でしたが、写真を撮ることができました。
ひらがなの駅名
鉄道、特にJRの駅名って、地名由来の漢字表記のものが多いですよね。
皆さんが普段使っている駅、おそらく漢字じゃないですか?
ちなみに、「すずらんの里」の松本寄りは「青柳」、新宿寄りは「富士見」。
「すずらんの里」駅は、1985年にできたそうですが、当時、ひらがなの駅名は少なく、いろいろと議論があったようです。
由来は、地元・入笠高原の別名「すずらん高原」のようです。
ひらがな・カタカナの駅名も最近は、増えているようで、
「おもちゃのまち駅」なんてのもあるようです。
(こちらは、地名自体も「おもちゃのまち」のようですが。)
1月に乗った中央本線の区間でも、よくよく路線図を見ると、
「勝沼ぶどう郷」なんて駅もありました。
山梨は、ぶどうの産地ですもんね。🍇
なんか、聞くだけで、あま~い気持ちになります。
山梨といえば、もう一つ。
桃の産地でも有名ですよね。🍑
(2018.4撮影 笛吹桃源郷)
「ももの丘」駅、なんて駅名があったら、美味しそうだし、夢があっていいですね。
漢字ですけど、「桃源郷」駅なんてのもいいなぁ。