コロナ肺炎が流行し出してから、「不要不急」の外出は控えてきました。
定年退職した身にとっては、そうそう「必要火急」の用事はなく、
巣ごもりして、テレビ、ネットを見たりしていました。
連日、コロナの報道ばかり。
そのような状況下ですが、
昨日、「必要火急」(?)の用事があり、
ちょっと足を延ばして、恐る恐る、
鎌倉の鶴岡八幡宮・源氏池に桜を見に行ってきました。
本日のメニュー(目次)
鎌倉鶴岡八幡宮へ
鶴岡八幡宮へは、鎌倉駅を降りて、観光名所の「小町通り」を抜け、参道の「段葛」を通って徒歩20分程度です。
「小町通り」の入口です。
閑散としているかと思いましたが、
それなりに人が出てますね。
それでも、例年より、かなり少ないんでしょう。
段葛を進みます。
まだ、1分咲き程度でしょうか。
ここは、かつては、本当に綺麗な桜を見ることができましたが、
2014年に、桜の植え替えが行われ、こじんまりしてしまいました。
将来は、また、見事な桜並木に育っていることでしょう。
鳥居を抜けると、鶴岡八幡宮です。
鶴岡八幡宮・源氏池
鶴岡八幡宮は、源氏・鎌倉武士の守護神ともいわれています。
1180年8月、源頼朝は伊豆で平家打倒の旗をあげ、石橋山の戦いで敗れた後、10月に鎌倉に入り、鶴岡八幡宮を創建し、本拠地としました。
妻政子(北条政子)は、境内の東西に池を掘り、東側の池(源氏池)には「産」に通じる3つの島を配し、西側の池(平家池)には「死」に通じる4つの島をつくり、平家滅亡を祈願したと言われています。
現在も、境内に入るとすぐに、右側に、旗上弁財天社を中心に源氏池があり、桜の名所となっており、池の周囲は牡丹庭園として散策路が整備されています。
桜を鑑賞
境内に入り、源氏池の周囲を散策できる「牡丹庭園」に入ります。
旗上弁財天社の境内には、着物姿の女性がいました。
庭園内の桜です。
源氏池に張り出す桜です。
こちらの木は、もう8分咲き位です。
あちらに見えるのが、旗上弁財天社です。
平成6年に、中国から寄贈された太湖石を使った「湖石の庭」です。
池には、カモメに似た鳥が優雅に遊んでいました。
「石筍」です。
石の模様を筍に見立てたもので、やはり、中国から贈られたものです。
庭園を出て、旗上弁財天社にお参りしました。
平家池も気になる方もいるかもしれません。
こちらが、平家池です。
「諸行無常」の感があります。
鶴岡八幡宮は、鎌倉武士の守護社なので、仕方ないですよね。
この日は、時間が無かったので、鶴岡八幡宮は失礼して帰路につきました。
満開には、まだ数日早かったようですが、今年も桜を見ることができました。
緊急外出自粛要請
桜を見て帰った昨晩、東京都で週末の「外出自粛要請」が出されました。
また、隣接する神奈川・千葉・埼玉・山梨にも働きかけ、
これを受けた形で、本日午後、神奈川でも、不要不急の外出を控えるよう緊急メッセージが出されました。
先ほど、
スーパーに行くと、またもやトイレットペーパーとパスタが消えていました。
日用品の品不足もさることながら、
ワシントンDCでは、生活に必須の業種を除くすべての企業の閉鎖を命じたとの報道です。
全世界に広がるコロナ。
日常生活への影響
健康・生命への危険
経済への大打撃
深刻な状況です。