節約旅行の醍醐味の一つは、その土地のご当地グルメを味わうことです。
高知県の代表的な郷土料理といえば「鰹のたたき」ですね。
神奈川でも「鰹のたたき」はスーパーで簡単に入手できるので日常的に食卓にのっています。
しかし、一本釣りで漁獲された旬の初鰹を使った「鰹のたたたき」を本場でいただくのは格別のようです。
しかも、ご当地では、稲藁で焼き上げて旨みを封じ込めた鰹を、地元の天日塩をふって食するようです。
先日行った高知。
藁焼き鰹たたき「明神丸」で、本場の味をいただいてきました。
目 次 🐟
まずは予習
テレビ東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団」。
ニッポンのことが大好きで、ニッポンで夢を叶えたい外国人のお手伝いするため、ニッポンにご招待するという番組です。
日本人以上に日本の文化や食、歴史などに魅せられた外国人がいることに驚かされます。
先月の10日、高知県を旅する1週間前の放送は、
カツオのたたきを愛するスペイン人のロシオさんを日本に招待し、
高知県で「鰹のたたき」作りを体験するというものでした。
ロシオさんを受け入れたのは、黒潮町に本社を置く「明神水産」の社長ご夫婦です。
(写真は、以下8枚まで番組から拝借)
明神水産は、鰹漁や飲食店経営、食品加工などを行う鰹の総合会社です。
こだわりの「鰹のたたき」の作り方は、藁・塩・焼き方にあるようです。
稲藁は瞬時に最大火力となるように徹底管理しているそうです。
鰹のたたきの味を引き立てる塩は、海水から火を使わずに太陽や風などの自然の力だけで作る「天日塩」を使用しているそうです。
最初は皮面を下にして焼くそうです。藁は、空洞で燃えやすい根の方からくべるそうです。
焼きあがった鰹をスライスし、
お皿に盛り付け天日塩を振り、ネギをのせてうえから叩けば、
稲藁で焼いた鰹のタタキの完成!
ロシオさんも大満足😄
そして、忘れてはならないのが、鰹の腹下の希少部位「はらんぼ」だそうです。
明神丸
それでは、予備知識が得られたところで、
藁焼き鰹たたき「明神丸」に向かいましょう。
「明神丸」は、「明神水産」のグループ会社です。
高知の観光スポット「ひろめ市場」のフードコートにも「明神丸」はあります。
今回は、すぐ隣の「帯屋町二」のアーケード内にある
帯屋町店に伺いました。
ワクワクしますね😄
ポイントがあったので、ホットペッパーグルメで予約していきました。
お隣の人の予約席です。
鰹のタタキというと、お酒のおつまみのイメージでしたが、
鰹のタタキで夕食をとられている人も結構いました。
これやき定食
定食メニューです。
「塩たたき」と「タレたたき」が同時に味わえる「これやき定食」8切にしました。
待つことしばし「これやき定食」です。
天日塩を使った「塩たたき」です。
生ニンニクのスライスが添えられており、お好みに応じて柚酢を付けていただきます。
天日塩が足らない方は、追い天日塩も用意されています。
特製タレのかかった「タレたたき」です。
玉ねぎスライスが添えられています。
では、いただきましょう。
「塩たたき」です。
追い天日塩をしてみました。
新鮮な鰹で、燻製のようないい香りがします。
厚切りで食べ応えがあります。
「タレたたき」です。
タレたたきもいいですね。
鰹のハランボ
忘れてはいけないのが、「鰹のハランボ」でしたね。
これは、脂がのって美味しそうですね。
いただきま~す。
うん
これまで「鰹のたたき」に抱いていたイメージを覆す逸品でした。
高知に行ってよかったとつくづく思いました。
でも、高知まで行ってらんないよ~
という方には、
「明神丸」は、東京や岡山などにも店舗があります😄