御用邸のある葉山町から相模湾沿いの国道134号線を少し南に向かうと
「秋谷の立石(あきやのたていし)」(横須賀市)があります。
西には遠く富士を望み、背後にある岩場に自生する松を借景にして、海に浮かぶ巨石です。
まるで一幅の日本画のようにも見えます。
その美しい景色は、「かながわの景勝50選」にも選ばれています。
そして、ここから見る夕日の美しさは格別のものです。
この場所にドライブで偶然に立ち寄ったのはもう何十年も前のことです。
当時はまだ若く、「景勝地」なるものにあまり興味はありませんでしたが、
ここの景色は初めて見たときから惹かれるものがありました。
そして、横須賀市秋谷は、ビーカー入り手焼きプリン専門店として、知る人ぞ知る「MARLOWE(マーロウ)」の創業の地です。
「秋谷の立石」のすぐ近くには、「マーロウ秋谷本店」があります。
先日、近くを通った時に、「秋谷の立石」と「マーロウ秋谷本店」に寄ってきました。
目 次
秋谷の立石
「秋谷の立石」は、高さ約12m、周囲約30mの巨岩です。
遠く西方には富士山や箱根連山が連なり、右手には松が自生する「梵天の鼻」と呼ばれる岩場があります。
(この日は霞んでいましたが、立石の右手に富士がうっすらと見えます)
「かながわの景勝50選」でもあります。
江戸時代の浮世絵師・安藤広重は、「相州三浦秋屋の里」と題してこの辺りの風景を描いています。
南側の海岸線です。
来訪者用に県立立石駐車場がありますが、訪れた土曜日には、道路まで入場待ちの車が並んでいました。
近くには「立石公園」が整備され、「梵天の鼻」まで行くことができます。
公園から見た「立石」のシルエットです。
マーロウ秋谷本店
「MARLOWE(マーロウ)」は、1984年に横須賀市秋谷で創業し、ビーカー入りの手作り焼きプリンが大ヒット。
今では、横浜・逗子・葉山など神奈川県内や銀座・三軒茶屋など都内に店舗を置き展開しています。
昨年、葉山マリーナ店でテイクアウトしたときの写真がこちらです。
ビーカーに入っているのが個性的ですね。
その「MARLOWE(マーロウ)」の本店が、横須賀市秋谷にあります。
「秋谷の立石」から、200mくらいの場所です。
秋谷本店では、プリンのテイクアウトの他にレストランもあり、ランチやディナーも楽しむことができます。
そこそこいいお値段なので、今回は、プリンをテイクアウトし、おうちで食べましょう。
店内から、外を見たところです。海が一望できます。
プリンをいただく
うちに無事到着したので、さっそくプリンをいただきましょう。
右がビーカー入りのカスタードプリン、左が陶器入りの北海道フレッシュクリームプリンです(2個で約1,600円です)。
陶器入りの北海道フレッシュクリームプリンです。
カラメルと混ぜていただきます。
ごちそうさまでした🍮