山や高原が好きで、長野県には毎年のように行っていました。
四季折々の自然が織り成す風景は、絶好の被写体です。
「美ヶ原高原」に初夏の訪れを告げるレンゲツツジ。
6、7月になると朱橙色の花が高原を彩ります。
この花に会うために幾度となく出かけました。
高原のドライビングロード「ビーナスライン」の空気も爽やかな季節でした。
そして、標高2,000m近いこの高原は、天気も変わりやすく、霧がよく立ち込める場所です。
季節は初夏でも、肌寒さを感じる瞬間です。
高原に舞い降りる霧、そして木々の深い緑に浮かび上がる鮮やかなレンゲツツジの朱橙色。
初夏の高原の模様を切り取ったワンショットです。
(2L版プリントを複合機でスキャンのうえ補正してデジタル化)
【撮影データ】
[撮影年月]1999.6
[撮影地]長野県美ヶ原高原
[データ]<カメラ>ミノルタα507si<フィルム>ベルビア<レンズ>ミノルタAFズーム28-80㎜<絞り・シャッタースピード>f16オート