神奈川県の東南に位置する三浦半島。
その最南端にある城ヶ島の沖は、海の難所として古くから灯台が設けられてきました。
今回は、もう一つの灯台、南房総を望む“とんがり屋根”の「安房埼(あわさき)灯台」をご紹介します。
目 次 🚢
城ヶ島公園
「城ヶ島公園」は、城ケ島砲台跡地を利用して島の東側の約半分に作られた「県立公園」(14.6ha)です。
海を見渡すことのできる雄大な景観や越冬のため飛来するウミウの生息地など自然環境に恵まれたところです。
城ヶ島公園の入口です。
入園料は無料です。
ウミウの像があります。
広々とした園内です。
第二展望台です。のぼってみます。
西を望みます。
東を望みます。
南は三崎の宮川湾方面です。奥に風力発電が見えます。
安房埼灯台
公園内をもう少し東に行くと第一展望台があります。
かつての安房国(南房総)を望むことから安房埼灯台と呼ばれます。
灯台の左側に見えるのは三浦、右側に見えるのは房総半島です。
安房埼灯台は、1988年に現在地より200mほど海寄りの激しく波が打ち寄せる磯で初点灯しましたが、
場所柄、損傷の恐れがあったため2020年3月に現在地に移設新造されました。
磯は荒々しい岩です。
「とんがり屋根の灯台」として親しまれているこの灯台のデザインは、公募されたものです。
三浦市では農業が盛んなため畑から海が見えることから、野菜をモチーフにして、野菜の爽やかさを表現しているそうです。
綺麗な青空です。