鈍行列車の節約旅をしていると思わぬ「出会いと発見」があります。
昨年の1月に、中央本線で行った国宝・松本城への18きっぷの旅。
この時に、中央本線に「すずらんの里」という可愛らしい名前の駅があることを発見しました。
「すずらんの里」の記事を書いていた時、
中央本線には「勝沼ぶどう郷」という美味しそうな名前の駅もあることを知りました。
いつか降りてみたいと思っていましたが、
今年の4月に高遠城址公園(伊那市)に行ったとき、途中下車したのでご紹介します。
目 次 🚋
勝沼ぶどう郷駅
中央本線を途中下車します。
季節は、4月の初旬。
ホームから観られる桜が綺麗です。
「勝沼ぶどう郷駅」は、1913年(大正2年)に、「勝沼駅」として新設されました。
当時は、急な勾配のためスイッチバック駅だったそうですが、
後にスイッチバックは廃止され、一部が、現在公園として一般公開されています。
1993年(平成5年)に、「勝沼ぶどう郷」という駅名になりました。
駅舎内の観光案内所です。
ぶどう色です。
駅舎内の展示スペースに「アサルトリリィ」が展示されていました。
アニメ「アサルトリリィBOUQUET(ブーケ)」で、甲州市内が舞台となっている場所が多くあり、タイアップ企画のようです。
駅舎を出ます。
桜の綺麗な公園
駅に隣接して公園があります。
スイッチバックがあったところでしょうか。
桜とともに山々も望むことが出来ます。
法(のり)の上は、線路です。
公園からは、奥秩父連峰が望めるようです。
駅に接続して、こんな素敵な公園があるとは思ってもみませんでした。
「勝沼ぶどう郷駅」
その美味しそうな名前に惹かれて途中下車してみましたが、
かつてはスイッチバック駅だったこと。
「アサルトリリィ」の聖地の一つであること。
桜の綺麗な公園が隣接していること。
15分程度の滞在でしたが、多くの出会いと発見がありました。