長く続いた封建制度を打破し、
近代日本の礎となった明治維新。
その原動力の一つが、薩摩・長州に代表される討幕勢力であったことは事実でしょう。
明治維新前後の激動の時代を描いたドラマに必ず登場する人物の一人、西郷隆盛。
彼は、ドラマの中で、桜島を見ていました。
桜島を見てみたいなぁ。
ということで、先日、1泊して、鹿児島・桜島を見に行ってきました。
目 次
節約ポイント
今回の節約旅行は、GOTOを使います。
JTBの国内ツアー「往復飛行機(羽田~鹿児島)+ホテルのセット」です。
航空会社は、往路はANA、復路はソラシドエア、宿泊はアートホテル(食事なし)です。
ツアー代金は、一人約2万円、GOTO割引価格で約1万3千円。
これに地域クーポン券が3千円分付きます。
なんか申し訳ないような値段です😄
ただ、数週間後の時期であったり、申し込みが直前の場合は、数倍に跳ね上がります。
とくに航空賃は、利用時期や申し込みのタイミングで全く違うんですね。
ANAで鹿児島へ
出発は、羽田空港、飛行機はANAです。
昨年、利用したのは「バニラエア」と「春秋航空日本」で、発着は成田空港。
今回はプレミアム✨な気がします。
搭乗ロビーに行くと、ANAがいます。
座席に着くと、なんと液晶パネルが付いています😲
離陸しました。
約2時間の空の旅です。
あっという間に、鹿児島空港に到着です。
“せごどん”の故郷、鹿児島です。
島津家別邸「仙巌園」
旅の初日は、「仙巌園(せんがんえん)」のみの観光としました。
国の名勝であるとともに、世界遺産の構成資産を有しています。
「仙巌園」に到着しました。
仙巌園は、万治元年(1658年)、島津家19代当主・光久によって築かれた別邸です。
錦江湾を池に、桜島を築山に見立てた雄大な景観の庭園となっており、敷地面積は約5haです。
1958年(昭和33年)に国の名勝に指定されました。
庭園です。
桜島は、今も噴火が続く活火山です。噴煙がみえます。
「御殿」に入ってみます。
入口です。
この右側にも、建物が続きます。
入るとすぐあるのが、島津家世継ぎの部屋です。
中庭が見えます。
賓客との面会に使った部屋です。
縁側から望む庭園と桜島です。
日本近代化の拠点
19世紀中ごろには、欧米列強のアジア進出で激動の時代へと入ります。
幕末、第28代当主・島津斉彬は、欧米列強に対抗するため、
現在の鹿児島市吉野町磯地区に工場群を設け、
軍事強化と産業育成の近代化事業(集成館事業)を進めました。
日本の近代化をリードした場所でもあり、2015年に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として登録されました。
「反射炉跡」です。世界遺産です。
仙巌園に隣接する尚古集成館です。これも、世界遺産です。
館内は、写真撮影不可でした。
夕食とホテル
仙巌園からは、市営バスの「カゴシマシティビュー」で鹿児島中央駅に行きます。
夕食は、六白亭で郷土料理と黒豚料理です。
ホットペッパーで予約し、GOTOイートポイントも貰いました。
鹿児島中央駅からバスで宿に向かいます。
👇駅前「若き薩摩の群像」
※ 薩英戦争の2年後の1865年に渡英した薩摩藩遣英使節団の19名の像
宿泊は、「アートホテル鹿児島」です。