「節約旅行」で、鈍行列車と路線バス、徒歩で旅をすると、「へぇ~、知らなかった。」という出会いと発見があります。
そんなことを綴る「へぇ~、知らなかった。」シリーズの第四弾は、小樽で見かけた「縦型の信号機」です。
今回の出会いと発見は、住んでいる地域によっては「そんなこと当たり前じゃん‥」となるのでしょうが、この歳になるまで「信号機は横型」と信じ込んでいた身にとっては、衝撃的な出来事でした。
目次 🚥
信号機は横型とばかり思っていた。
神奈川生まれの神奈川育ちの身にとって、学生の頃東京に通っていた時期以外は、神奈川県内が生活の地盤でした。
そんな私にとっての信号機のイメージは、このタイプしかありませんでした。
若いころは、スキーに長野や新潟、福島、宮城などに車で行きましたが、「縦型の信号機」というのは、記憶に残っていません。
小樽で見かけた「縦型信号機」
今年の7月8日~10日、[節約旅行]「(神奈川発)札幌・旭川・富良野・美瑛・小樽 2泊3日の旅」に行ってきました。
旅の2日目の宿泊地は、小樽。
美瑛・富良野を巡り、札幌を経由して小樽駅に着いたのは、夜の8時過ぎ。
ホテルまでの道のりを歩きながら、暗闇に浮かび上がる信号機を見ると、なんと「縦型」!?
これまでの人生の常識を覆す出会いでした。
翌日、小樽駅前の三角市場に行く途中、確認すると、やはり「縦型の信号機」。
その後、小樽運河に行く途中、注意しながら信号機を見ていると‥。
(赤色丸内は横型、黄色丸内は縦型)
あらら、この交差点は、縦型と横型が混在しているぞっ!?
小樽港の周辺では、見たことのない不思議な形をした「縦型信号機」が‥。
へ~、知らなかった。
信号機って、横型だけじゃないんだ‥。
全国的にはどうなんだろう?
全国的にはどうなんだろうと調べて見ましたが、北海道、秋田、山形、新潟などは縦型が多いようですが、「警察庁」の公式資料ではないので、真偽のほどは定かではありません。
なぜ、縦型なんだろう?
なぜ、縦型の信号機が採用されているかについては、雪の多い地方で、積雪による信号機の視認性の確保や信号機自体の破損を防ぐためのようです。
小樽駅で見かけたホームに扉?
話は戻りますが、旅行2日目の夜に、小樽駅に到着し、ホームから改札へ向かおうとすると、階段の出入口に扉が!?
最初は、なんのためにあるのか分かりませんでしたが、見たことのない光景だったので写真を撮りました。
よくよく考えると、雪が吹き込まないようにする設備なんでしょうね。
思う
神奈川県内でも、私が子供の頃は、冬場は時折、大雪が降ることもあり、雪合戦やかまくらを作って遊んだ記憶もあります。
いつの頃からか、地球温暖化のせいか、まとまった雪はほとんど降らなくなりました。
今回、たまたま目にしたのは、小樽での「縦型信号機」と「駅のホームの扉」でしたが、その他にもたくさんの雪対策が講じられているのでしょう。
これから、寒い冬に向かう中、雪の多い地域では、たくさんのご苦労があると思います。
そんな一端を垣間見る出来事でした。