「なか卯」では10日から「トリュフ薫るきのこの親子丼」を、「すき家」では16日から「きのこペペロンチーノ牛丼」を販売開始!
両者とも、ゼンショウホールディングス傘下のブランドではありますが、「丼ぶり」チェーン同士の仁義なき「秋のきのこ対決」が始まりました。
さっそく、取材に行ってきましたので、報告したいと思います。
VS
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◆すき家「きのこペペロンチーノ牛丼」◆
謳い文句
「国産しめじ・えのき・エリンギを、ブラックペッパーと唐辛子を加えたガーリックオイルで味付けし、パセリで仕上げました」とのことです。
「ペペロンチーノ」とは
「ペペロンチーノ」自体は「とうがらし」を意味するイタリア語です。パスタ料理の一つ「アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ」の略で用いられることが多いですね。アリオ(ニンニク)、オリオ(オリーブオイル)、ペペロンチーノ(とうがらし)で作ったパスタを指します。
検証&実食
それでは、本物の「きのこペペロンチーノ牛丼」の検証をしながら、食べてみたいと思います。
「きのこペペロンチーノ牛丼」本物です。
いつも見かける牛丼並よりも、ちょっとコテッとした感じですね。
きのこを見てみましょう。
なるほど。
「しめじ」が入っていますね。
「えのき」もいますね。
あっ、エリンギもいましたね。
いつもの牛丼の具もちゃんと入っています。
よかった~♡
では、いただきま~す。
「ペペロンチーノ」だったか?
しめじ、えのき、エリンギが、ピリ辛仕立てになっており、ニンニクの香りもほんのりして、「ペペロンチーノ」だったと言えるでしょう。
おなじみの牛丼のお肉と玉葱が入っており、それにきのこが加わっているため、味が若干濃くなっており、おかず力が増していると言っていいでしょう。
◆なか卯「トリュフ薫るきのこの親子丼」◆
謳い文句
「イタリアから直輸入したトリュフは、トリュフそのものの香りを贅沢にお楽しみいただけます。舞茸、エリンギ、ぶなしめじをそれぞれの食感が残るようカット工法を工夫しました」とのことです。
「トリュフ」とは
フォアグラ、キャビアと並んで世界三大珍味の一つとされているトリュフ。台所のダイヤモンドなどと称され、珍重されています。ただ、メインの料理にはなりえず、また、高級食材であるため、食べたことがあったとしても、その味を覚えているのは一部の人になるのではないかと勝手に想像しています。
検証&実食
それでは、本物の「トリュフ薫るきのこの親子丼」の検証をしながら、食べてみたいと思います。
「トリュフ薫るきのこの親子丼」本物です。
んっ?
なんか、見た目は微妙ですね。
具をアップします。
鶏肉に玉葱を発見っ!
舞茸はありますね。
エリンギとブナシメジはどこかな👀
まっ、いいや!
いただきま~す。
「トリュフが薫った」か?
さて、「トリュフ薫るきのこ親子丼」。
トリュフは薫りましたか~?
・・・
・・・
いけないっ!
トリュフ食べたことなかった!
ということで、トリュフが薫ったかどうかは分かりませんでした。
ただ、未経験者ながら、なんか、普通の親子丼の香りしかしなかったと思うんだけど‥
◆今回の企画はどうよ?(私見)
「きのこ」という秋の味覚を取り入れ、季節感を味わう商品提供は好感が持てます。
ただ、価格的に採算が取れない親子丼で「トリュフ」という高級食材を持ち出すまではなかったのではないかと思います。
ペペロンチーノは、高い具材ではないため、十分その素材は入っていましたし、ネーミングとも一致していました。
ただ、やっぱり、
「すき家」は牛丼・あさり汁セット
「なか卯」は親子丼にハイカラうどんセット
の方がシンプルかつコスパいいかなと、という気がしました。