台風一過、上陸から一夜明けると各地での甚大な被害が、次々と明らかになってきました。
この度の台風で亡くなられた方にはご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害を受けられた皆様には心からお見舞い申し上げます。
さて、私の住むエリアでは幸いなことに特に大きな被害を受けずに過ごすことができましたが、今回の台風で、改めて思ったことを綴りたいと思います。
それは、「防災アプリの凄さ」と「コンビニの底力」です。
防災アプリの凄さ
スマホには、「YAHOO! 防災アプリ」をダウンロードしています。
普段はスマホを枕元に置いて寝るという習慣はないのですが、11日の金曜日の夜は、台風が接近しているので、一応、枕元に置いて寝ました。
ただ、通常モードにしておくと、雨が強くなるたびに着信音が鳴ってうるさくて眠れないので、マナーモードにしておきました。
スマホが枕元にあれば、夜中に「YAHOO! 天気アプリ」で雨の状況とかを見ることができるからです。
ところが、翌日の12日(土曜日)朝6時過ぎ、マナーモードにもかかわらず「防災アプリ」の避難勧告通報のけたたましい音で起こされました。
住んでいる市で、「避難勧告」が出たためです。
私の住むエリアは対象外でしたが、同じ市内の実家は避難勧告の対象地内でした。
これは、まずい‥。
夕方にかけて風雨も強くなるので、早めに避難した方がいいと思い、すぐに迎えに行き、ウチに連れてきました。
防災アプリの避難勧告通報は、マナーモードにしていても、けたたましく鳴る。
このおかげで、速やかな避難対応をとることができました。
一方、市の防災行政無線は、なんか放送されているものの声が割れているわ、風雨の音がうるさいわなどで、何にも聞き取れません。
今まで一度もまともに聞こえたことがないけど、聞き取れる場所って、あるんですかね?
ついでに言うと、「天気アプリ」も凄いですね。
「テレビのニュース」は、全国や地方単位の情報が多く自分と直接関係のない情報が繰り返し流され、ずっと見ていると、危機感ばかりが煽られがちになりますが、
「天気アプリ」は、自分の住んでいるところと台風の位置、今後の雨雲の動きの予想を最大15時間先まで見ることができて、客観的に把握することができます。
コンビニの底力
11日(金曜日)の夕方、用事のついでに大手スーパーの食品売り場に行きました。
なんか、やたらと混雑しており、なんか雰囲気が変だな、と思っていたら、「パン」と「カップラーメン」の棚が空っぽでした。
その後、近所のスーパーに行くと、
パン売り場は、空っぽ。
カップラーメン売り場も、空っぽでした。
その後、そのスーパーの近くにあるコンビニに行ってみると‥
???
なんだ~?
少し高いと、これだけ品数があるということは、ホントは困っていない?
ということでしょうか?
まぁ、我が家では、「主夫のお昼ご飯」用に、ラーメン、パスタ、そば、うどんの買い置きは山ほどありますので、こんな時は慌てなくて済みますけどね。
そして、翌日の12日(土曜日)の朝。
急遽、親を避難させることになったので、麺類ではなく、お弁当やパンが欲しいなぁ‥。
だけど、あるわけないよね…
と、コンビニを覗いてみると、
パンとお弁当はもちろん、私の大好きな「あんかけ焼きそば」まである!
コンビニの底力をみた瞬間でした。
お昼ご飯は、これをいただくことができました。
客のニーズに応える力、さすがだと思いました。
だけど、一方で店員さんをはじめとしたサービスの提供者側の安全も確保されなければなりません。
24時間営業のこの店も、この日ばかりは早々と店じまいしていました。
このコンビニのホームページを見てみると、早い段階で状況を勘案し、店舗により閉店している様子でした。
臨機応変な対応、安全確保対応、好感が持てました。