9月9日から11日まで、しまなみ海道・瀬戸内に、遅い夏の旅行に行ってきました。
今回の「節約旅行」は、初日は、鉄道で岡山・倉敷まで。
2日目は、鉄道で、瀬戸大橋を通って四国・香川に渡り愛媛・今治に移動、バスに乗り換え「しまなみ海道」で瀬戸内海を渡り、尾道へ。再び、鉄道に乗って宮島に行き厳島神社を観光。
最終日は、原爆ドーム・平和記念資料館を巡って、空路で成田に戻るというものです。
旅の初日の9月9日(月)は、まずは京都・伏見稲荷大社に立ち寄って、岡山県の倉敷へ向かうという計画でした。
ところが、出発日に台風15号が首都圏を直撃。初日の計画は大幅な見直しを迫られることになりました。
【当初の初日の計画】
「節約旅行」を冠している以上、交通費は最低限で抑えるのが望ましい。
となると、18きっぷになるのですが、これまでの1日の最長乗車記録は、今年の4月に行った姫路駅まで。
倉敷は、それより更に2時間ほど西側にあり、新幹線・特急を使わないと、所要時間は約11時間かかります。
ムリかもしれない‥。
だけど、18きっぷの旅も、体力的にそういつまでもできないかも知れない。
やるなら、今しかないな!
途中、京都の伏見稲荷大社に寄って気分転換をするとしよう。
ということで、9月9日(月)は、18きっぷで、東海道線下りの始発で出発することにしました。
【出発日に首都圏を襲った台風15号】
2019.9.8(日)15:00 気象庁が「首都圏を含め記録的防風の恐れ 夜間、早朝の外出を控えるよう」呼びかけ
まぁ、明日の朝には通過しているだろう‥
2019.9.8(日)午後 JR東日本が「東海道線下り線は20:15以降の全列車を運休」と発表
へぇ~。まぁ、早めに止めた方が安全だろうな‥
2019.9.8(日)17:00頃 JR東日本が「首都圏全ての路線で9日は始発から午前8時頃まで運転見合わせ」を発表
あら。こりゃ、始発はムリだな‥。まぁ、どうせ早めに再開するだろう‥
2019.9.9(月)3:30 頭の上を台風15号が通過中。暴風雨のために目が覚める。
なんか、この風すごいなあ‥。家が飛んでっちゃいそうだよ‥
2019.9.9(月)5:00 起床。天気予報アプリの雨雲レーダーを見ると、東京が台風の渦で見えない。
ありゃりゃ。ひどいな‥。まぁ、2-3時間すれば、通過するだろう‥
2019.9.9(月)8:00 運転再開予定の8時頃を過ぎても、東海道線は架線の支障物で不通
えっ? まずいな‥。
2019.9.9(月)9:30 JR東日本のHPがダウン。情報源を、ツイッターに変更
こりゃ、マジでやばいな。そろそろ出かけないと、今日中に倉敷に着かないぞ‥
2019.9.9(月)9:35 JR相模線が運転を再開するとのツイッター情報入手
相模線で厚木に出て、小田急で小田原駅に行けば、新幹線に乗れるぞ!
いそげ!
2019.9.9(月)12:20 小田原駅 新幹線口到着!
わ~い!
2019.9.9(月)12:35 小田原駅 新幹線到着!
ばんざ~い!
(ちなみに、東海道線下りが再開したのは13:30頃のようでした)
【京都までは新幹線で】
結局、「こだま」で名古屋まで行き、「のぞみ」に乗り換えて京都まで、その後は18きっぷで倉敷まで行くことになりました。
伏見稲荷大社は、今回は諦めました。
ああ、疲れた。
さあ、お弁当でも食べよう。
やっぱ、新幹線は速いなぁ。
もう、浜名湖だ。
速いっ!
あっという間に、名古屋に着いちゃった。
「のぞみ」に乗り換えて京都へ。
「のぞみ」は、もっと早いぞっ!
ほら、もう着いちゃった。
【京都~倉敷までの18切符の旅】
さあ、いよいよ18きっぷ旅の始まりです。
ワクワクしますね。
京都から兵庫県・相生までの約2時間は、新快速で行きます。
大きな車窓から、移り変わる景気を見ながら向かいます。
大坂の中心部です。
明石海峡大橋です。
のどかな景色です。
兵庫県の相生駅で乗り換えです。
倉敷へは、あと1時間ほどです。
のどかな景色が続きます。
倉敷に着いたのは、夜の7時過ぎでした。
【倉敷美観地区へ】
まず、夕食を、倉敷ラーメン「升家」でとります。
倉敷の街を意識した佇まいです。
その後、本日唯一の観光場所の「倉敷美観地区」を巡ります。
江戸時代は幕府の天領だった倉敷は、倉敷川の川沿い一帯に白壁土蔵造りの街並みが多く作られ、現在では、美観地区として保存されています。
夜になると、ライトアップされます。
大原美術館です。
風情のある街並みとライトアップ、本当に綺麗でした。
今日のお泊りは、こちらの「コートホテル倉敷」です。
あ~、疲れた1日でした。